これは1番のサビ部分になります。
1番の歌詞では「シャーロック・ホームズ」が登場してきます。
シャーロックはかつて、大怪盗「ルパン」と対決した話があります。
「ルパン」といえば、国民的アニメにもなっている「ルパン三世」が有名ですよね!
あのアニメの世界観を彷彿とさせる、そんな歌詞になっています。
筆者のイメージ的には、映画「ルパン三世 カリオストロの城」のクラリスとルパンの姿を連想しました。
そしてこの曲の主人公は、そんなルパンに密かな憧れのような感情を持ちながら、シャーロックを挑発しているようにも感じられます。
退屈な毎日に刺激をくれるような情景に、ロマンを感じずにはいられません。
「Take me down right now」
It's always alright ザッツオーライ
Take me down right now
さあ、どんな世界を見せてくれるの
Maybe it's alright ザッツオーライ
Something is wrong with 愛
でも会いたいとか言ったのは
貴方様のほうでしょ
出典: わたしの命を抉ってみせて/作詞:東野へいと 作曲:東野へいと
これは2番のサビ部分です。
2番では「フリードリヒ・ニーチェ」が登場します。
生真面目で女性に対して恐怖心や野蛮さを感じているニーチェ。
そんなニーチェさえも誘ったのよ、とこの歌詞の前で言っています。
やはりここでも筆者は、クラリスの姿が浮かびました(笑)
狭い内側の世界から、広い外の世界へと連れ出して貰いたいという女性の願望が表現されています。
例えそれが間違ったことだとしても、今はそれでいいと思ってしまう。
誰かに手を差し伸べてもらったことが、とても嬉しかったから。
「Thank you for amusing」
Thank you for amusing
ちょっとばかりの暇つぶし
Maybe it's alright ザッツオーライ
Now you don't bring me 愛
金輪際、顔見せないで
勘定はまたにして お釣りなどいらないわ
出典: わたしの命を抉ってみせて/作詞:東野へいと 作曲:東野へいと
最後の部分になります。
まるで夢が覚めていくように楽しい時間は終わってしまったようです。
一時の幸せをお金で買うように、割り切った関係として捉える女性。
きっとこれ以上踏み込んでしまえば、相手に心を奪われてしまいそうで怖かったのかもしれません。
だからこそ「金輪際、顔見せないで」と冷たく突き放したのでしょう。
しかし、すでに女性は心を奪われていたことにも気付かずに。
タイトルである「わたしの命を抉ってみせて」とは、相手に対しての挑発と願望なのが読み取れますね。
MV
表と裏の顔
『わたしの命を抉ってみせて』のMVは、ミニアルバム「神様、僕は気づいてしまった」のリリースと同時に公開されました。
家族・夫婦・高校生・妻・夫・部下・・・様々な立場に置かれた人々の、表と裏の顔を表現した内容となっています。
当たり前のように過ぎていく毎日の中で、感じる不満や飲み込む言葉がたくさんありますよね。
けれど立場上、言えなかったり言わなかったりします。
そんなストレスを払拭してくれるような、MVは見ていて最後には、スカっとします。
現実問題、出来ない事を代わりに歌と映像で発散してくれているようです。
最後に
いかがでしたか?
正体不明の謎のロックバンド「神様、僕は気づいてしまった」の『わたしの命を抉ってみせて』の魅力は伝わりましたでしょうか?
バンド名もさることながら、曲のタイトルもインパクトがある彼らですが、楽曲性の高さは聴けばおわかりになったかと思います。
「どこのだれか」さんの、あの高音ボイスもたまらないですよね!
ぜひこの機会に、他の楽曲もチェックしてみて下さいね!
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