死ぬ気で頑張れ 死なないために
言い過ぎだって言うな もはや現実は過酷だ
なり損なった自分と理想の成れの果てで
実現したこの自分を捨てることなかれ
出典: http://lyricstranslate.com/en/amazarashi-philosophy-lyrics.html
続くBメロでは、物事を達成するためには必死に取り組めと言ったメッセージ。
「人と関わる以上、言葉のやり取りでひどいと思うことがたくさんある」
「しかしそれは「現実が過酷」ということを理解していないからだ」
と言う表現が見えてきます。
更に「今ある自分の姿にがっかり」するのではなく、「それをどう活かすか」が大事なんだとも説いているようです。
その為にも「死ぬ気で頑張る」ことが重要なんですね。
サビ
君自身が勝ち取ったその幸福や喜びを
誰かにとやかく言われる筋合いなんてまるでなくて
この先を 救うのは
傷を負った 君だからこそ
フィロソフィー フィロソフィー フィロソフィー
フィロソフィー フィロソフィー フィロソフィー
出典: http://lyricstranslate.com/en/amazarashi-philosophy-lyrics.html
サビでは今ある自分自身の成功は自らが勝ち取ったもので、そこに誰も入るスキが無いんだというメッセージ。
そして自身の未来も、自分自身で切り開くのだと語っています。
正に「ヒーロー」に向けた、メッセージが詰まっているのが分かりますね。
2番歌い出し
都市の距離感解せなくて 電車は隅の方で立ってた
確信に踏み込まれたくないからいつも敬語で話した
心覗かれたくないから主義主張もなりを潜めた
中身無いのを恥じてほどこした浅学理論武装
出典: http://lyricstranslate.com/en/amazarashi-philosophy-lyrics.html
2番歌い出しでは都会の喧騒にうろたえる心理や、他人との距離感を表現。
人間誰しも初めての場所や初対面の人に対しては、慎重になってしまいぎこちなくなりがちです。
しかも孤独感を抱える人にとっては、相手との距離の取り方も何となく他人行儀になってしまいます。
そんなありがちな物事の模様を語っているように感じます。
2番Bメロ
自分を守って軟弱なその盾が
戦うのに充分な強さにかわる日まで
謙虚も慎ましさも無闇に過剰なら引くさ
いつか屈辱を晴らすなら今日侮辱された弱さで
出典: http://lyricstranslate.com/en/amazarashi-philosophy-lyrics.html
2番Bメロでは他人との距離を保っていることが、防御の一つだと解説。
それは軟弱にも見えるが、自分自身の力量が備われば強い攻撃性を持つのだと語っています。
そして攻撃は無常さを持っており、憎しみや苦しみを込める分強くなるのだとも言っているようです。
2番サビ
うまくいかない人生のためにしつらえた要項は
消えてしまいたいような影を輪郭を明瞭に
悲しいかな 生きてたんだ
そんな風な僕だからこその
フィロソフィー フィロソフィー フィロソフィー
フィロソフィー フィロソフィー フィロソフィー
出典: http://lyricstranslate.com/en/amazarashi-philosophy-lyrics.html
2番サビのフレーズは、失敗も自分の糧となるんだと言う解釈。
死にたいほどの恥をかいたり大きな失敗をしたとしても、それが次のステップの足掛けになるんだから前向きさを持っていこう。
そんなメッセージを込めているような気がします。
Cメロ
正しいも正しくないも考え出すときりがないから
せめて望んだほうに歩けるだけには 強がって
願って 破れて 問いと解 肯定と否定
塞ぎがちなこの人生 承認してよ弁証法
悲しみを知っている 痛みはもっと知っている
それらにしか導けない解が君という存在で
出典: http://lyricstranslate.com/en/amazarashi-philosophy-lyrics.html
Cメロでは、自分が望んだ道をとにかく進もうと語り掛けている様子。
物事の正しいか正しくないかは、自分自身が決定できることはほとんどないです。
だからこそ失敗はあって当然でそれが自分にとって正しいのであれば、希望の印になってくれると説いているようです。
しかし自分自身を否定されたりするのは、大きな挫折にもつながりやすいです。
そういった悲しみや苦しみがあるからこそ、正解があるのだとも言っています。
amazarashiの『フィロソフィー』とは?
amazarashiの最新ナンバー『フィロソフィー』のタイトルは、「哲学」と言う意味を指します。
歌詞では成功や失敗を、都会の街並みや商店街などの日常的な風景と絡み合わせて表現しているのが特徴的。
そこに秋田ひろむなりに考える哲学や人生における葛藤や成功などを盛り込み、誰もが思う「ヒーロー」のイメージ像とは違う表現方法で意外さを出しています。