タイトルにもある「月曜日の朝、スカートを切られた」からがサビです。

月曜の朝、スカートを切られた
通学電車の誰かにやられたんだろう
どこかの暗闇でストレス溜め込んで
憂さ晴らしか
私は悲鳴なんか上げない

出典: https://twitter.com/imaizumikuun/status/913390678490546177

月曜日の朝というのは学生にかぎらず、社会人でも憂鬱になる人がいるでしょう。

「どうして学校へ行かなきゃいけないんだ」と思っている歌詞の主人公ならなおさらです。

無理して乗った電車の中。スカートを切られても気づかないぐらいなので、きっと満員電車だったのでしょう。都会の、特に東京の満員電車の乗っていると殺意を抱くことも私はあります。それぐらいみんな自分本位。そういうストレスを女子学生のスカートを切ることで発散するような人がいるんでしょうか。

実際に被害にあった経験のある女性からの非難

過去に実際に電車でスカートを切られた経験のある女性が、ネット署名サイトに「テレビでこの曲が紹介されているのを見て電車に乗るのがまた怖くなりました」という内容の文章を投稿、その女性に賛同し、この件に関する回答を求める署名運動が秋元康事務所に対しておこりました。

「この曲のせいでこのような犯罪が増えては困る」という賛同者は多く、8月1日の時点で1,967人の署名が集まっているそうです。

反対の署名活動がはじまった!

「曲が封印されてしまうのを阻止したい」として同じネット署名サイトで反対の署名活動がはじまったそうです。

サイレントマジョリティーの前日譚だった

「月曜日の朝、スカートを切られた」はデビュー曲「サイレントマジョリティー」の前日譚だというのはファンの間では有名な話です。

欅坂46の菅井友香はブログで「この曲は『サイレントマジョリティー』で皆が集結する前のストーリーなんです」と説明しています。

ミュージックビデオを見ると「月曜日の朝、スカートを切られた」ではさまざまな異なる制服を着たメンバーが駅地下のコンコースで踊ったり、街を歩いたり、バスに乗ったりして進んでいきます。異なった制服のメンバーが「サイレントマジョリティー」の制服に着替え、工事現場らしき場所に集結していくところで映像が終わります。

そして「サイレントマジョリティー」のミュージックビデオは同じ工事現場からスタートします。

「月曜日の朝、スカートを切られた」で悲鳴も上げなかった少女が、それをきっかけに強さを身につけ、「サイレントマジョリティー」の歌詞では、声を上げなかった者たちは賛同していると曲解されてしまう、No!と言いなよ!と立ち上がろうと意志を見せています。

振り付けがすごいインパクト!

こんなアイドル見たことない


重なりあった体育座りからはじまる振り付けは、ダンスというより演劇に近いものがあり、強いメッセージ性を感じます。

途中、センターの平手友梨奈がステージ上で死んだように寝転ぶ演出があります。

歌詞に加えて、振り付けもセンセーショナルで一見の価値ありです!

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