7.「ウルフ」
ポップな曲調からガラリと変わり、7曲目はドラムが効いたロックナンバー。
2016年9月に発売された5thシングル「カヌレとウルフ」の一曲です。
水波風南による少女マンガ『泡恋』（小学館）とのコラボソングとして、CHiCO with HoneyWorksファンならず『泡恋』ファンの間でも大きな話題になりました。
「ウルフ」は『泡恋』の登場人物･七瀬賢太郎目線で歌詞が綴られており、『泡恋』ファンにはたまらない一曲です。
もう会いたくもないよ
信じても信じても
君だってそうだろ？
裏切られるんだ
見せかけの友達
無理してるって分かるよ
本当のこと口にしてみなよ
出典: ウルフ/作詞:HoneyWorks 作曲:HoneyWorks
人を信じられない賢太郎の心情が伝わってくる歌い出し。
歌詞も曲調も、賢太郎とリンクした仕上がりになっています。
HoneyWorksのイラスト･ムービー担当のヤマコが手掛ける、『泡恋』とは異なる世界観で描かれたMVも必見です。
全編モノクロで描くことで、男の子の孤独で尖った心情が表現されています。
8. 「シュウマツWorker feat. かれん（Little Glee Monster）」
中高生から絶大な支持を誇るアーティスト「Little Glee Monster」のかれんと奇跡のコラボを果たした新曲「シュウマツWorker feat. かれん」が8曲目に収録されています。
軽快なメロディーに合わせてCHiCOとかれんが歌うのは、オーバーワークで溜まったフラストレーションを爆発させるような力強い歌詞。
ついつい週末にかけたくなる、聴いているだけでストレス発散できるノリのよいナンバーに仕上がっています。
9. 「カヌレ」
「シュウマツWorker feat. かれん」を挟んで9曲目には、7曲目「ウルフ」と対になる楽曲「カヌレ」が収録。
『泡恋』のヒロイン･牧野由花目線で歌詞が綴られています。
曲調は「ウルフ」と異なるポップな恋愛ナンバー。
お菓子のカヌレと同じタイトルのこの曲、曲中ではさまざまなスイーツの名前が登場し、明るくはじけるようなMVとぴったり。
私だけのヒミツ少しあげる抱きしめて
２人だけのヒミツにしちゃお？
白いメレンゲの泡消えないように
２人だけのヒミツ作ろう
出典: カヌレ/作詞:HoneyWorks 作曲:HoneyWorks
恋する女の子の心情をかわいらしく歌った歌詞に、「泡恋」のヒロイン･由花の気持ちを重ねてしまいますね。
MVはこちら。
「ウルフ」とは異なり、柔らかなカラーで彩られ観ていて自然と笑顔になります♪
10. 「恋⾊に咲け」
HoneyWorksが手掛けた楽曲プロジェクト『告白実行委員会〜恋愛シリーズ〜』。
そのアニメ映画第一弾『ずっと前から好きでした。〜告⽩実⾏委員会〜』（2016年公開）のオープニング主題歌として制作された「恋色に咲け」が10曲目に収録されています。
同年4月に発表された4thシングルの表題曲でもあります。
中高生から人気を博した『ずっと前から好きでした。〜告⽩実⾏委員会〜』は、主人公･夏樹とその幼なじみ･優の不器用な恋愛を描いた青春恋愛アニメ映画。
高校生の甘酸っぱい胸キュンラブストーリーに合わせて作られた「恋色に咲け」も、胸キュンな歌詞だと話題になりました。
11. 「平成バブル」
11曲目は新曲「平成バブル」。
これまで甘酸っぱい恋愛模様や女子の切ない恋愛心などを描写してきたHoneyWorksですが、チコハニ初めてのセクシーな楽曲が登場しました。
この曲には、作曲担当のGomもボーカルとして参加。新しいチコハニの楽曲に、こんな意見が飛び交っていました。
