待望の5thシングルは両A面シングル!それぞれの視点で描く『カヌレとウルフ』

今年4月に4枚目シングルである「恋色に咲け」(HoneyWorks映画『ずっと前から好きでした〜告白実行委員会〜』OP主題歌)をリリースし、様々な角度からエンターテイメントの可能性を見せてくれるCHiCO with HoneyWorks

今回のシングルは自信初となる両A面シングルに加え、「今日、恋をはじめます」などのヒット作を手がける女性漫画家である水波風南(みなみかなん)さんの最新作、「泡恋」とコラボしたことにより、さらなる注目を集めています。

『カヌレ』と『ウルフ』とは?

シングルのタイトルとになっている「カヌレ」と「ウルフ」ですが、これは今回の両A面シングルである2つの曲名をそれぞれ指しています。

「カヌレ」は恋したい女の子の淡く、そして健気な片想いを、 「ウルフ」は恋したくないが、心の中の苦しみと葛藤している男の子の視点を それぞれアップテンポの曲調で表現しています。

CHiCO with HoneyWorks 『カヌレ』の甘酸っぱい歌詞の意味を紐解くの画像

また、前述した「泡恋」とのコラボジャケット版も水波風南さんの描き下ろしによってリリースされています。

『カヌレ』に込められた意味を紐解く

では、今回の『カヌレ』という曲はどういったストーリーになっているのでしょう。
そもそも「カヌレ」とは、フランスの洋菓子であり、「溝のついた」という意味を持っています。

この洋菓子に込められた意味をPVと歌詞から紐解いていきましょう。

CHiCO with HoneyWorks 『カヌレ』

今回の主要人物はこの2人!

今までのハニワ作品に出てきていそうなビジュアルではありますが、性格や雰囲気を見るにおそらく
2人とも初登場。「カヌレ」ではこの女の子の目線で曲が進行します。

恋する女の子は、少し背伸びをしてしまう時もあるようです。

好きな人に可愛く思われたい。恋する女子であれば誰でもそう思うものですよね。
少し背伸びしてでも、少し無理をしてでも、振り向いてくれたら嬉しいから。

可愛くて、人気のあるグループに入ってみるも、
そのことは男の子は何も響いてなさそうです。

でもそんな様子が、逆に男の子を別の意味で気にならせているかも...?

得意のおかし作りでアピール!するも…

そしてこの女の子はお菓子が得意なようです。
恋する女子の妄想は広がります。

しかし、女子力全開のアピールも、彼には届きません。

彼が受け取らない理由は、お菓子が嫌いだからでも、彼女が嫌いだからでもない様子。

その理由は、両A面のウルフで少し明らかになっていて、
彼の過去の出来事に関係しているようです。

一体彼に何があったのでしょうか?

CHiCO with HoneyWorks 『カヌレ』の甘酸っぱい歌詞の意味を紐解くの画像

少女への試練は、恋愛以外にも。

それでも彼女はめげずに、彼に猛アタックを続けます。
彼はいつもどおりの素っ気ない対応です。

しかし、彼女の試練は他にもありました。
グループの女子に、友好のつもりであげたお菓子やお揃いのシュシュを捨てられ、
自分だけ仲間はずれ。

彼女は一人ぼっちで、誰からも相手にされていませんでした。

CHiCO with HoneyWorks 『カヌレ』の甘酸っぱい歌詞の意味を紐解くの画像

それでも、好きな人は、恋をしている人は、信じたい。