映画「聖の青春」
また、この映画「聖の青春」は2016年11月に公開された村山聖棋士の一生を描いた映画です。
その内容は、病気を患いながらも、一心不乱に将棋に打ち込み、最後は若くして亡くなってしまった天才将棋棋士である村山聖の一生をリアルに描いています。
主演は松山ケンイチと東出昌大が務め、その名演が話題となりました。
「終わりのない空」の歌詞を徹底解釈
それではそんな「終わりのない空」の歌詞を見ていきましょう。
ガラスケースの中 まだ どこか 遠い夢
ふるえる衝動 焦燥 たたきつけた
出典: https://twitter.com/utaten/status/788308829830340608
砕けた欠片で 傷つくんだとしても
それでも きっと 手を伸ばすのだろう
出典: https://twitter.com/ale6J5Xe5E26Iqi/status/827922403611140096
まずは導入部分です。
何かとしがらみや縛りの多い社会や人生の中を生きていくもどかしさが歌われています。
しかし、そんなものは打ち破って、この胸のアツい気持ちを貫き、夢に向かって突き進んでいくんだという決意が感じ取れます。
この胸の高鳴り 歓びか 怖れか
わけなんてどうでもいい 「たぎれ」と叫んだ
出典: https://twitter.com/ale6J5Xe5E26Iqi/status/827922403611140096
なりふり構わずに突き進んでいくことには、ドキドキやワクワクだけでなく不安や迷いが付き物です。
しかし、それでもこのアツい気持ちは絶やしてはならないと自分で自分を鼓舞しています。
痛いほど 僕ら 瞬間を生きてる
もう 何も残らないくらいに
閉ざされた今に 風穴を開けよう
どこまでだって 自由になれる
そう 信じてる
出典: https://twitter.com/Your_Heart_63/status/912954411877404672
それくらい必死になって、真剣に現実を生きているという気合いを感じる歌詞になっています。
ここでは病気を患いながらも一心に将棋に打ち込む村上聖の生き方を表現しているのではないでしょうか。
目の前には病気という壁や、強い対戦相手という壁、色んな壁が立ちはだかります。
しかし、その強い想いを持ってすれば全部乗り越えていけるはずだという前向きな歌詞になっています。
例えば 鳥なら どんな高い壁でも
怯まず 風をまとって 越えるのだろう
飛べない僕らは 這うように進むだけだ
いのちを 一歩 一歩 刻みつけながら
出典: https://twitter.com/sumiresky0402/status/789044053278990337
そして、その壁の乗り越え方を歌っていきます。
鳥のように簡単に飛び越えることはできず、もがき苦しみながらも着実に進んでいくしかないという地道さの重要性を感じ取ることができます。
この空の終わりを 誰が知るだろうか
果てなんてどこにもない 歩みを止めるな
出典: https://twitter.com/yuu_hata_sugi/status/898329288465825792
ゴールは自分が決めるものでも、誰かに決められるものでもありません。
挑戦に終わりはないのです。
それを果てのない空に例えています。
生きるほど 僕ら 悲しみを重ねる
踏み出すこと ためらうくらいに
だけど それさえも ここにいる証しだ
絶望だって 抱きしめながら
明日へと向かおう
出典: https://twitter.com/funahhyi_chan/status/888980543768887296
生きていけば生きていくほどに、嬉しいことや楽しいことと同じように悲しいことや苦しいことも訪れます。
しかし、それが生きていくということだと受け入れることで、さらに前向きに進んでいくことができるのではないでしょうか。