チクタクと迫る命の残り時間に
遅れないように
祈って 走って ひたすら
守り続けよう

出典: バッドパラドックス/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一

君の命のタイムリミットが迫っています。

主人公は君が助かった後には、身を呈して守る覚悟があるようです。

果たして君は助かるのでしょうか。

灰色の希望に 傘をさして
夢中で生きろ

出典: バッドパラドックス/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一

現実世界で傷ついた君は、生き延びたとしても幸福だとはいえません。

だからこそ生き延びることを灰色という言葉で表わしているのでしょう。

主人公が悲しみから守る傘となり、生きる支えになると誓っています。

君の生死の結末は

今 曖昧だらけの世界で
君の声をただ探した
感情だけを抱きしめて
僕ら 躍る、踊る。

出典: バッドパラドックス/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一

サビになります。

主人公はこれから生きていく世の中で、君がいることだけを望んでいるのです。

後半では2つの「おどる」という言葉が出てきます。

最初の「おどる」は喜ぶという意味です。

その後に続く「おどる」はダンスなどを表わしています。

つまり、二人で楽しく生き続けたいという願望の表れでしょう。

まだ会いたい理想を描いた
忘れたい今日に目もくれずに
不完全なイマだとしても
僕ら 躍る、踊る。
君が聞こえる

出典: バッドパラドックス/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一

最初の部分では君が助からなかったことを表わしています。

そして、現実を受け入れられない主人公が夢の中で君の姿を想像しているのです。

辛い現実を、強がって乗り越えようとしている主人公の姿がこの詞から想像できます。

2番の歌詞解釈

絶望と決意

どうしようか
これから先に進む方法が
分からないでいる
怠いな 逃げたい ムカツク
自分(オレ)の代わりは
ごまんといるんだろ?

出典: バッドパラドックス/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一

君を失ってしまった主人公は進むべき未来に悩んでいます。

ネガティブな感情が押し寄せ、自分なんかこの世には必要ないとさえ思っているようです。

何かに落ち込んだ経験がある方には共感できる詞ではないでしょうか。

結局、報われぬ日々に
あぐらをかいて
やっと気づいた
道って 歩こうと
するヤツにしか見えない

出典: バッドパラドックス/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一

主人公は何もかも諦めかけていました。

しかし、諦めた先には価値のある未来が無いことにも気づきます。

歩き出した場所が道になるように、進むことでしか未来は切り開けないのです。

ここから主人公の心境は変化していきます。

君との過去

青色の決意を盾にして
さぁ 派手に荒ぶれ

出典: バッドパラドックス/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一