Everything（it's you）【Mr.Children】コード付歌詞解説！収録アルバムは？

「守るべきもの」がつまりは「you（君）」なのだと考えられますが、たとえば二人の人を好きになったとして、奥さんを守らなければという思いもあるでしょうし、新しい相手も守らなければと思うでしょう。

他にも「君」という言葉は複数出てきますが、どちらにもとれるなーというのが一発目の感想です。

ただ、歌詞のサビの部分にある「STAY」という単語は、「そこに残る、とどまる」という意味を持っています。

そうなると、以前からの相手である奥さんのもとにとどまりたい、もしくはとどまってほしいと思っているようにもうかがえます。

この内容を見る限り、とどまることを願っていたけれど、もう無理だと判断するならそれは仕方ないと言っているように思えます。

それでも大切なのは「君だけ」というメッセージが感じられます。

最後の最後に奥さんに贈った言葉なのかもしれません。

この「夢追い人」とは自分自身、つまり桜井さんを指しているのかもしれません。

この曲が発表された翌月には、突然の活動休止を発表しているので、人間関係だけでなく歌手として、また作曲家として何か悩んでいることがあったのかもしれませんね。

1992年のメジャーデビュー以来、スターダムにのし上がってきたMr.Childrenだけに、本当にこれでよかったのかといったスターならではの悩みもあったのではないでしょうか。

その苦悩は、冒頭部分でも表現されています。

「時間に追われ」というのは、忙しくて心や体が追いついていけない自分に焦りを感じている様子を表していたのではないでしょうか。

Mr.Childrenの曲は、ギターで弾き語りをするとカッコいい曲ばかりですが、このEverything（it's you）もいいですよね！

ギターが弾ける人はぜひコードを覚えて歌ってみませんか？

ギターが弾けない人でも、このEverything（it's you）をきっかけに弾けるようになれば素敵です。

以下にリンクを貼ってありますので、チャレンジしてみてください！

Mr.Childrenの全曲の楽譜が収録されている弾き語り集も発売されているので、他の曲にもチャレンジしたい人はおすすめです。

Mr.Childrenの一ファンである私が、勝手に歌詞を解釈するのはおこがましいですが、桜井さんの歌詞は自分のプライベートを反映して書かれているのではと思わされるものが数多くあります。

でもそれが、多くの人に共感される理由なのではないでしょうか。

実体験にまさるストーリーはありません。

このような体験や自身が感じたことを素晴らしい歌詞にできる桜井さんを尊敬します。

きっと、身を削って作詞・作曲を手がけるからこそ、苦悩もあるしヒットも出せるのだと思います。