Dragon Ashのアルバム『MAJESTIC』/20周年を飾るアルバムの気になる収録内容とは？

A post shared by Dragon Ash (@dragonash_official) on Jul 8, 2017 at 8:01am PDT

Dragon Ashは、1997年にデビューした、ミクスチャー・ロックバンドです。

ロック、パンク、ヒップホップ、エレクトロニカ、ラテン、レゲエなどのジャンルを取り入れた音楽を得意としています。

ボーカルであるKjの歌声とカリスマ性、バンドメンバーの卓越した演奏技術、ダンスパフォーマンスにより、日本の音楽シーンにおいて唯一無二のポジションを築き上げてきました。

そんなDragon Ashは、ボーカル兼ギターのKj、ベーシストのIKUZONE、ドラムスの桜井誠の3人でデビューした1997年から、今年で20周年。

DJのBOTS、ギタリストのHIROKI、ダンサーのATSUSHI、DRI-Vが加入し7人編成で2012年までは活動していましたが、ベーシストのIKUZONEが急逝し、6人組となってしまいました。

しかし、IKUZONEの盟友であり、日本を代表するベーシストの一人であるKenKenという強力な助っ人が本格的に参加することにより、Dragon Ashはまた新たな色を見せ始めました。

デビュー20周年の今年、『MAJESTIC』という金字塔とも呼べるアルバムを打ち出すことによって、Dragon Ashは次のステージへと進もうとしています。

『MAJESTIC』は、Dragon Ashが2017年5月31日にリリースした、3年4か月ぶり、11枚目のオリジナルフルアルバムです。

アルバムタイトルの『MAJESTIC』とは威風堂々という意味で、このタイトルはかなり前から次のアルバムの名前にしようと考えていたそうです。

20周年を飾るにふさわしいアルバムタイトルですよね。

収録曲は以下の通りです。

メンバーにとっては今までのアルバムの中で一番安産だったというアルバムですが、こんなに壮大な楽曲が多く詰まったアルバムが安産というくらいすんなり出てきたのかと驚いたファンも多かったはずです。

一緒にバンドをやってきた20年の月日がそれを可能にしたのかもしれませんね。

また、ベーシストのKenKenが本格的に参加した初めてのアルバムということも注目ポイントです。

ここからは『MAJESTIC』のおすすめ収録曲を紹介しますが、その前にさっと一通り聴いてみたいという方はこちらの動画をご覧ください。

動画は『MAJESTIC』のティザー映像で、かっこいい演出で楽曲を聴くことができ、アルバムの全体像をざっくり掴むことができます。

曲のタイトルである「Ode to Joy」は、ドイツ語に訳すと”An die Freude”日本語だと歓喜の歌、俗にいう第九ですね。

しかし、この曲はベートーベンの交響曲第９番第４楽章の主題と関係があるというよりも、作詞したKjなりの喜びの解釈、歓喜の歌という感じです。

自ら目を塞がないで

周りを見渡せば日常の中で見つける光に喜ぶことだろう

その光を見ないようにするかどうかは君が君のために選択することだ

和訳してみるとこんな感じでしょうか。

日常の中に喜びがないわけではなく、日常に喜び、つまり光を見いだせない人は、自分から見ないようにしているのだということを言っているのでしょう。

自分の人生は自分だけにしか変えられず、意識の持ち方次第だということですね。