第9位 「光の旋律」
「光の旋律」の歌詞を読もう!
空の音響け、高く哀しみを超えて
君の目に映るものは全て本当の世界
涙さえ君をここに留めておけない
降り注ぐ光の中 明日を奏でて
出典: 光の旋律/作詞:梶浦由記 作曲:梶浦由記
「光の旋律」は南米のアンデス山脈で演奏されるフォルクローレのような牧歌的なサウンドが印象的。
ケーナで演奏される名曲「コンドルは飛んでゆく」に似ていると例えるとわかってもらえるでしょうか。
テレビアニメ『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』は戦争で荒廃した土地を舞台にラッパ吹きに憧れる少女が主人公となっています。
歌詞の中でもアニメを反映し、哀しみや涙の先に希望を持って生きることと、希望を持つ手段として音を奏でることが歌われていますね。
第8位 「君の銀の庭」
「君の銀の庭」の歌詞を読もう!
そっと開いたドアの向こうに
壊れそうな世界はある
朝が来るのか
夜になるのか
迷いながらひかりは綻びて
夢はこの部屋の中で
優しい歌をずっと君に歌っていた
何がほんとのことなの
一番強く信じられる世界を追いかけて
君の銀の庭へ
出典: 君の銀の庭/作詞:梶浦由記 作曲:梶浦由記
ゆったりしたテンポで歌われる「君の銀の庭」は3人ののびやかで美しいハーモニーがスッと胸に入ってくる1曲です。
気になっているドアの向こうの世界。開けてみたいけれどその先に何が待ち受けているのか、不安と期待が交錯します。
第7位 「symphonia」
第7位にランクインしたのは「symphonia」です。2011年9月に発売されたアルバム『After Eden』に収録されています。
2011年より2012年までNHK『歴史秘話ヒストリア』のエンディングテーマとなりました。
「symphonia」の歌詞を読もう!
ずっと昔の物語を聞かせて
貴方が今日だけのコーラスを重ねて
symphonia of time
胸に眩しい花火のような憧れ
迷いと躊躇いの誘いを進むよ
出典: symphonia/作詞:梶浦由記 作曲:梶浦由記
「symphonia」はwakanaの低音ソロパートから始まります。
ギリシャの女神のような力強さと包容力を併せ持った声に聞き惚れてしまう1曲で、2020年東京オリンピックのテーマ曲にふさわしいとYoutubeに意見があげられるほどです。
歴史は、未来を変えたい、こんな人になりたい、といった1人1人の憧れが行動となり、重なって作られていくもの。
それはまるでシンフォニア(合奏曲)のようで、人の手によって途切れることなく紡がれてきた旋律(歴史)がこうして今に続いているんですね。