使用ギターは何故ムスタングなのか?

「リッケンバッカー」のMVで使用されているギターはムスタングと呼ばれるギターです。

フェンダー社のギターで、サイズが小ぶりなので日本人にも馴染みやすく、人気が高いです。

たかはしほのかさんにも似合っていると思います。

一方、マスタングには”じゃじゃ馬”という意味も込められており、チューニングが狂いやすいなど、使いこなすのが難しいという一面もあります。

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たかはしほのかさんは、ライブでムスタングを使用することが最も多いようです。

なので、MVでもムスタングを使用したのでしょう。それなら納得…できません!

「リッケンバッカー」というタイトルの曲を歌うなら、リッケンバッカー使うべきだ!という声は届いてきています。

お気持ち分かります。それについても述べさせて頂きます。

「リッケンバッカー」の歌詞は実話なのか?

「リッケンバッカー」は実話なのか、という疑問が最も多いのではないでしょうか。

 これに関しては100%の自信を持って答えることはできませんが、おそらく実話ではありません。

仮に実話が元になって作られていたとしても、作詞したたかはしほのかさんが直接関わっていることは、ほぼ間違いなく無いでしょう。

あまり知られていませんが、この曲が作られたのはASIAN KUNG-FU GENERATIONの「ムスタング」という曲がきっかけでした。

「ムスタング」を初めて聴いた時、それに感化されて「リッケンバッカー」という楽曲を作ったそうです。

この時点で実話では無いということがお分かり頂けるでしょう。

たかはしほのかさんがいつからムスタングを使用しているかは分かりません。

ですが、「ムスタング」がきっけかとなった楽曲なので、「リッケンバッカー」はある種、オマージュのようなものです。

だとすればリッケンバッカーでは無く、ムスタングを使って「ムスタング」に敬意を表す方が納得いくはずです。

後に「ムスタング」をカバー!

【リッケンバッカー/リーガルリリー】「おんがくも人をころす」胸に刺さる歌詞の意味を解釈!魅力に迫る!の画像

リーガルリリーは後に、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのトリビュートアルバムで「ムスタング」をカバーすることになりました。

どういう経緯でカバーすることが決まったのかは分かりませんが、音楽における一期一会のようなものを感じました。

この曲のレコーディングではどちらのギターが使われたのでしょうか。

ここであえてリッケンバッカーを使用していたとしたら面白いのですが…(笑)

全て理解した上での歌詞解釈

舞台となっているのは自分が組んでいるバンド。ギター担当が使用しているのはリッケンバッカー。

リッケンバッカーは様々な音を奏でてきました。歌い、響き、泣くように。

しかしそのギターの音に指摘がありました。それが引き金となりバンドが解散の危機に追い込まれます。

リッケンバッカーは決して安いギターではありません。自分で買ったのなら思い入れもあるでしょう。

しかし二進も三進もいかず、ギター担当は遂に匙を投げました。不本意な形で音楽を辞めることになりました。

そこに居合わせた主人公はこう思ったのです。

「何故音楽をしたいだけなのに、音楽が音楽を殺すんだ!音楽って自由じゃないの?ロックンロールって自由なものじゃないの?こんなもの、偽物のロックンロールじゃないか!」

たかはしほのかの音楽活動について


理解できました、もう大丈夫ですありがとうございます!と声が聞こえてきますが、もう少し掘り下げていきます。(笑)

たかはしほのかさんは高校時代にバンドを組んでいました。紅一点だったようで、反りが合わずに辞めさせられたそうです。

その次に組んだのがリーガルリリーで、初期メンバーベース担当が脱退し、サポートとして入ってきた白石はるかさんも先日脱退しました。

しつこいようですが、この中にリッケンバッカーが入る余地はないでしょう!

高校時代のバンドはもう解散しているので、そこにリッケンバッカー所持者がいたかもしれませんが、高校生が19万円もするギターを持っていたでしょうか?

持っていたのだとしたら、ただただ羨ましい限りです。(笑)

終わりに

いかがだったでしょうか。リーガルリリーの「リッケンバッカー」について紹介させて頂きました。

この曲が出来た経緯など、お分かり頂けたと思います。

「リッケンバッカー」が実話だったとしたら凄いなぁと素直に思いますが、ゼロから作ったものだったとしたら…。

ヤバイとしか言いようがありません。(笑)

ここにきて語彙力が尽きてしまいましたが、この曲はたかはしほのかさんが17歳くらいで作り上げた曲です。本当に末恐ろしいです。

「ムスタング」のカバーからこの曲に辿り着いた方もチラホラいるようです。

蔦谷好位置さんの紹介で一気に広まったのは間違い無いですが、それが無くてもきっと有名になった曲だと思います。それくらい魅力のある楽曲なのです。

最後までご覧頂きありがとうございました。だれかのモヤモヤが解消されたなら、それ以上嬉しいことはありません。

音楽が人を生かせる存在になれば良いですね。

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