いま注目のロックバンド「リーガルリリー」とは?
耳の早い音楽ファンの間でもはや知らない人はいないでしょう。
彼女たちの3rdミニアルバム収録の楽曲「overture」の歌詞に込められた意味を解説します!
歌詞の中で歌われている「最高にロックな福生」とはどこなのでしょうか。
ボーカル、たかはしほのかの生まれ育った街、東京都福生市にも迫ります!
東京発、3人組ガールズバンド
YouTubeの「リッケンバッカー」のMVの再生回数は300万回超(2018年9月現在)。
聴いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
疾走感のある曲調と、サビの盛り上がりが魅力的な楽曲です。
「おんがくも人をころす」という言葉が印象的。
2018年大注目のロックバンド!
リーガルリリーは2017年、音楽番組「関ジャム」で取り上げられたことで人気に火が付きました。
音楽プロデューサー蔦谷好位置が選んだ曲のひとつに「リッケンバッカー」が選ばれたのです。
「2018年に流行る若手ロックバンド特集」にも一番に選ばれている、いま大注目のリーガルリリー。
ブレイク必至とまで言われています。
そんなリーガルリリーの楽曲「overture」とはどんな曲なのでしょうか。
楽曲「overture」について
リーガルリリーの「overture」とはどういう楽曲なのでしょうか。
「overture(オーバーチュア)」とは「序曲」という意味を持つ単語です。
新メンバーのBa.海を迎え、原点回帰を迎えたリーガルリリー。
そんな彼女たちの新章の「序曲」となるのが、このovertureなのです。
爽やかな歌声とやさしいメロディ
リーガルリリーの特徴は、Vo.たかはしほのかの透明感のある歌声とやさしいメロディです。
その癖のない歌声と包み込むようなメロディは心を落ち着けてくれます。
しかしそこで歌われている歌詞はどこか退廃的な世界観。
そのギャップがリーガルリリーが支持されている魅力のひとつなのです。
この曲「overture」は、カントリーを思わせるギターの軽快なリズムと、ポストロックのようなドラムが特徴。
カントリーとポストロックを融合させる試みもまた面白い楽曲となっています。
アルバム『the Telephone』収録
この「overture」はリーガルリリーの3rdミニアルバム『the Telephone』に収録されています。
このアルバムには「スターノイズ」や「うつくしいひと」など
3曲目の「いるかホテル」は村上春樹の小説に度々登場する不思議なホテル「いるかホテル」を思わせます。
彼の小説に漂う退廃的な世界観は、たかはしほのかの書く歌詞に通じるものがあります。