冒頭から何度も繰り返されるこの、"Friends clap your hands put your hands in Air!"という歌詞は、訳すなら"友よ手を天に掲げてそして打ち鳴らしてくれ"といった感じでしょうか。

堅苦しくなりましたが、ライブフェスをイメージしていただければ、みんな手を挙げて叩いて!盛り上がろう!というニュアンスだとわかりますよね。

実際、過去のライブ映像を見ると、Kjがオーディエンスと一体となって手を叩くシーンが見受けられます。

この曲を聴く全ての人の人生と生き様を認めた上で、みんなで一緒に手を叩いて音楽を心の底から楽しもうと呼びかけるような姿勢に心打たれますよね。

飛べるのに飛ばないよりは飛んでみたほうがいい

さあ窓をあけ僕は手を差しのべて
さあ手を伸ばし君はただ掴めばいい
陽はまたのぼり繰り返していく僕達の空をのみこんでいく
生き急ぐとしてもかまわない飛べるのに飛ばないよりはいい

出典: https://twitter.com/Kj__bot/status/934120012322783232

生きていく中で「立ち向かう」ことを忘れ、自分の望んだ方へと進む一歩を踏み出すのに躊躇する人たちへ「手を差しのべ」、「手を伸ばし君はただ掴めばいい」という歌詞

ここまでの歌詞を踏まえた上で、「すぎて行く日々の中で忘れていた立ち向かおうとする姿勢」を取り戻すというこの曲の目的に帰って来たのですね。

しかし、最初にその言葉を聞いた時と、ここまでの歌詞の意味を理解した今とでは、響きが全く違うのではないでしょうか。

生き急いで、たとえ挫折したとしても、本当は叶えられた夢だったのに、叶えようとしなかった後悔よりはずっといいのだから、逆境にも立ち向かって、努力の上に来たるべきチャンスを追いかけていこうと言っているのですね。

今を生きるすべての人へ!音楽の力で軌道修正!

Hang in the Body clap your hands put your hands in Air!

出典: https://twitter.com/maccoy9/status/194927943737278465

"Hang in the Body clap your hands put your hands in Air!"という最後の歌詞も、前に出てきた英語歌詞と同じく、盛り上がろうという意味合いが強いですが、先ほどの歌詞に比べると、

手を叩いて盛り上がることに加え、体を揺らして、全身で音楽を楽しむような姿が浮かぶ歌詞ですね。

明日も頑張ろうと思えるようなエネルギーに満ち溢れた言葉が詰まった歌詞でしたが、

やっぱり最後は、言葉よりも体で音楽を楽しんで、みんなで共有して、前へと向かっていこうというような姿勢がDragon Ashらしいですよね。

この歌が作り出す平和な世界に包まれたような気持ちになる歌詞でした。

おわりに

「陽はまたのぼりくりかえす」Dragon Ashの歌詞が心に刺さる...!PV・コード情報ありの画像

7分を超える超大作となる「陽はまたのぼりくりかえす」の歌詞を全編解釈するとなるとこのくらいの文量になってしまいましたが、最後までお付き合いいただき有り難うございました。

この曲を聴くとやっぱり蘇るのは元ベースであり今は亡き馬場育三さんの姿ですよね。

ご冥福をお祈りするとともに、この素晴らしい曲がより多くの人へと届くことを願わずにはいられませんね。

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