X JAPANの歌詞が愛される理由とは？ファンが選ぶ必聴ランキングTOP10！【意味解釈＆和訳アリ】

第4位は、Hide作詞・作曲の「Scars」です。

エフェクトの掛かったボーカルと、泣き叫ぶようなギターが印象的ですね。

君の幻影に付きまとわれている、壊れてしまったメロディーは2度とハーモニーを奏でることはありません。

そして忘れようにも忘れることができない、という感じでしょうか。

「明日もまた、同じ影を着たままで」というフレーズが、何故か心に響きます。

第3位は、珠玉のバラード「Say Anything」です。

オーケストラから始まり、ピアノ、続いてそのほかのパートという具合に、徐々に盛り上がって行くのが特徴です。

ライブでは主にSEとして使用され生演奏の機会が少ないのですが、素晴らしく良い曲です。

Yoshikiは、シングル用のジャケット撮影で滝に打たれていますが、風邪をひいてしまい翌日の公演をキャンセルしたというエピソードがあるそうです。

和訳

「時間が私の人生を変えて行くかも知れない。でも私の君への思いは変わらないだろう。

時間が君の気持ちを変えるかも知れない。君への愛は決して変わることはないだろう。

何でも言ってくれ。

君が行ってしまって、私はここから何処に向かえばいい？」

 自分の人生が変わっても、相手の気持ちが変わっても、自分の気持ちは変わらないという決意です。

相手を失って、自分がどうしていいかわからなくなってしまったと途方にくれています。

遠くへ行ってしまった人を思い続けるというのは、途方もないエネルギーですね。

第2位は、「Rusty Nail」です。

この曲は、Week Endの続編として作られました。ですから、テーマはやはり自ら「死」に向かう主人公です。

タイトルの「Rusty Nail」とは、「錆びた釘」のことです。シングルの裏ジャケットには、手首に釘が刺さった写真が使用されています。

血がついたまま放置されていたので錆びてしまったのでしょうか？錆びている方がより傷口が痛むから錆びたものを使ったのでしょうか？

和訳

「死ぬもよし、生きるもよし

私は、死んで自由になろうか

昼と夜、夜と昼

私は、生きて自由になりたい」

 死に切れなかった後も、生きるべきか、死ぬべきか、迷っています。しかし、あくまで自由になりたいのであって、死ぬのが目的ではありません。

自由に生きて行くことが望みであると告白しています。

赤い手首を見つめながら1人泣くのも夜なら、美しい夢を見て希望に満ち溢れるのも夜です。

全ての夜を終わらせたいと思いながらも、ありのままに生きていたいとも思う。

生と死のような極端な場面ではなくとも、葛藤している時が苦しいものです。

そして堂々の第1位は、「紅」です。

2001年発売のファン投票でも位置を獲得しており、初期の頃からX JAPANの代表曲でもあり、ライブでも超盛り上がります！

アルペジオから静かに始まるイントロから、一気に盛り上がり激しくメタル調に変化するアレンジがたまりません。

何回も聞いて、わかっていても興奮しますね。