AKBらしいアイドルソング「大声ダイヤモンド」
THEアイドルソングな「大声ダイヤモンド」
2008年10月にリリースし、オリコンでは週間3位を獲得しています。
CDは通常盤と劇場盤の2種類を発売。
収録曲は「大声ダイヤモンド」と「109」(読み方はマルキュー)、通常盤に「大声ダイヤモンド」のチームA、チームBverを収録。
劇場盤に「大声ダイヤモンド」のチームK、研究生、SKE48verを収録しています。
曲のキャッチコピーは「大声で叫べば、ダイヤモンドになる」。
CDジャケットの文字は、メンバーの小野恵令奈が書いたものです。
初選抜にして初センターの松井珠理奈に注目!
センターに抜擢された松井珠理奈
「大声ダイヤモンド」のセンターは前田敦子とSKE48の松井珠理奈。
「大声ダイヤモンド」のレコーディング当時、所属グループのSKE48はできたばかりでデビュー公演すらしていない状態でした。
そのため正式なメンバーということもなく、AKB48の曲のセンターに抜擢されたため、AKB48のメンバーが松井珠理奈を知らないだけでなく、AKBメンバーのセンターを予想していたファンも困惑。
様々な憶測や売り方に不満も出ましたが、松井珠理奈が前田敦子とセンターをすることで、曲の持つフレッシュさがより深くなりました。
松井珠理奈は当時11歳、史上最年少での選抜入りになりました。
幼い顔立ちからは想像できないキレのあるダンス、そして透明感があり、当時のAKBメンバーにはないものを持っていました。
また松井珠理奈は1人でCDジャケットと飾り、他のグループのメンバーがAKB48のジャケットを飾るのは史上初となりました。
松井珠理奈が1人で叫んでいるジャケットの撮影時、松井珠理奈は麻里子様!と叫んでいます。
当時なかなかメンバーたちと馴染めなかった松井珠理奈に、声をかけて気にかけてくれたのが篠田麻里子でした。
松井珠理奈と篠田麻里子の仲の良さは有名ですが、こんなエピソードがあれば仲が良くなるのは当然ですね。
選抜メンバーが知りたい!
「大声ダイヤモンド」の選抜メンバーは20名。
センター前田敦子・松井珠理奈を筆頭に、秋元才加、板野友美、大島麻衣、大島優子、小野恵令奈、河西智美、柏木由紀、川崎希、北原里英、小嶋陽菜、指原莉乃、佐藤由加理、篠田麻里子、高橋みなみ、宮崎美穂、峯岸みなみ、宮澤佐江、渡辺麻友。
常連メンバーが多い中、指原莉乃・宮崎美穂・北原里英は初選抜です。
MVのストーリーは?
学園祭を元にしたストーリーとは
松岡女子高等学校という架空の学校の文化祭が舞台となり、メンバーは文化祭でAKB48を披露する女子高生役を演じています。
松井珠理奈がAKB48をやりたい!と発起人になり、学校中を回りながら一緒に文化祭で踊ってくれる人を探します。
集まったメンバーで練習をしますが、初心者ばかりで様になりません。
そんな姿を見かねてダンスチームを組んでいる宮澤佐江・秋元才加・板野友美・高橋みなみの4名が参加。
みんなで練習を始めますが、受験を気にしてなかなか練習に集中できない前田敦子と宮澤佐江が喧嘩してしまい、その後前田敦子は練習に現れなくなってしまいます。
そして本番当日、前田敦子がいないまま「大声ダイヤモンド」は始まってしまいます。
果たして前田敦子はサビまでに現れるのか、みんなと一緒に「大声ダイヤモンド」を披露できるのか、といったストーリーになっています。
ドラマはCDに付いてくるDVDに、完全版が収録されています。
完全版では前田敦子と宮澤佐江が喧嘩している中でビンタするシーンがありますが、実はこのシーンは前田敦子と宮澤佐江にしか告知されていなかったシーン。
そのため他のメンバーのリアルな表情が見られるので、気になる方は是非完全版をご覧ください。
ビンタした瞬間現場の空気が一瞬で変わるのが見ていてわかります。
前田敦子と宮澤佐江の演技が、素晴らしかったからこそのドッキリ的要素ですね。