落ち込むこともあるさ

いつの日からか心を閉ざしていた
出逢えた人の優しささえ邪魔になってやり切れずに
何が正しい 何が正しくなくて 誰を信じる 信じない
嘘も本当も 上っ面の言葉の意味なんてどうだっていいだろ

出典: Starlight Destiny/作詞:Diggy-MO’/Bro.Hi 作曲:Diggy-MO’/Shinnosuke

ここで突然メロディがガラッと変わります。

それまでのアップテンポさとは打って変わって、スローな感じになるという、SOUL'd OUTがダサいとか言われてきたゆえんはこのせいでしょうか?

それはともかく、それまでひたすら前向きに進んでいっていた感じからクールダウンし、切ない感じになっています。

人間ですから、どんな前向きな人であろうとも、落ち込む時は落ち込みます。

そんな時には誰に会うのもおっくうになる、とにかく一人になりたい、そう思い殻に閉じこもってしまいがちになります。

どれだけ人に優しくされたところで信じられず、素直に受け入れられずに時に傷つけてしまうこともあります。

そんな人間の持つ二面性に焦点を当てているような、人間くさい部分が垣間見れるところですね。

そしてまた前へ進む

ああ この歌よ 心に心に届けよ
ああ 時には孤独に震える夜もあるけど
ああ それでもまだ 止まらないこの街で
また明日を信じれるのなら
今はそれだけでいいだろ
ほら 俺達の星が力強く煌めいている

出典: Starlight Destiny/作詞:Diggy-MO’/Bro.Hi 作曲:Diggy-MO’/Shinnosuke

一回倒れたら、あとは起き上がるのみです、前へ進むのみです。

先に何が待ち受けているのかは分からない、不安な気持ちが完全に消えることはない。

でもわずかながら希望を感じている、根拠があるわけではないけど明日を信じてただ進んでいこう、そう力強く締めくくっています。

全体を通して

単純に楽曲を聴いている限りでは、軽快にラップをしているかと思えば途中叙情的に歌い出すという、一曲で二つのテイストを味わえる面白さがあると思っていました。

しかし歌詞も併せて読んでみるとなかなか奥深く、色々と考えさせるものがあります。

とはいえ説教くさい感じはなく、どちらかというと頑張れと言いながら背中を押して見守ってくれているような気がします。

そんな優しさを感じるナンバーだと思うのです。

2014年にファンに惜しまれながらも解散したヒップホップグループのSOUL'd OUT。今回は、今なお愛され続けている楽曲「TOKYO通信」をカラオケでの歌い方・歌詞を交えて紹介します!

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