最後にはすべてうまくいく

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Hey Jude, don't make it bad
Take a sad song and make it better
Remember to let her under your skin
Then you'll begin to make it better
better, better, better, better, better, oh
Hey Jude da da da da da da da
Hey Jude

出典: Hey Jude/作詞:Lennon=McCartney 作曲:Lennon=McCartney

クライマックスです。

オーケストラでの大団円を迎えます。

ストリングスアレンジはプロデューサーのジョージ・マーティンが書きました。

ジョージ・マーティンも忘れてはならない才人です。

オーケストラの指揮はポールがグランドピアノに立って行いました。

和訳を見ていきましょう。

「ねえ、ジュード そんなにふさぎこむなよ

悲しい歌でも 素敵にしてみせてよ

君が彼女のことを考えていられたら

そのとき君もうまくやりはじめるはずだよ」

様々な箇所を切り抜いて集め直したような歌詞になっています

サーカスの最後に登場人物がすべてまた観客の前に現れるような演出です。

映画では「フェリーニの8 1/2」のラストなどで使われた手法。

最後にはすべてうまくいっているさ

ポールはこのクライマックスにそんな想いを託したのではないでしょうか。

印象深くいつまでも続いて欲しいと願うラストシーンです

「Hey Jude」よ永遠なれ

登場人物たちのその後

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ジュリアン・レノンはその後に立派に成長して音楽デビューを果たします。

ヨーコ・オノなどジョン・レノンの遺族ともうまくやってゆくのです。

ジュリアン・レノンは偉大な父を超えることなどにはあまり執着しませんでした。

ただ、彼は「Hey Jude」の録音で使われた譜面がサザビーズでオークションに出されたときに落札します。

ポールが僕のために書いてくれた曲だからね

そんなコメントを遺します。

「Hey Jude」は苦境にある人に手を差し伸べたり助言したりする際の普遍的なテーマソングです

決してジュリアン・レノンのためだけの曲ではありません。

それでも物事すべてには生い立ちや成り立ちがあります。

ジュリアン・レノンが悩んでいなかったらこの名曲も生まれていなかったでしょう。

ポール・マッカートニーの優しさが滲んだ名曲

これからも永遠に愛される名曲となって欲しいです

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

OTOKAKEで振り返るポールの詩才

「Hello, Goodbye」の謎

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OTOKAKEにはビートルズの関連記事があります。

中でもポール・マッカートニーが主導して書いた「Hello, Goodbye」

簡単すぎる英語ですが深い哲学があるこの曲の謎に迫りました。

ジョン・レノンの影に隠れがちなポール・マッカートニーの詩才。

ぜひご覧ください。

ビートルズの楽曲には「何でこうなるの?」と疑問を持ってしまう歌詞があります。中でも顕著なのが「Hello, Goodbye」です。ポールによる作詞作曲。しかし意外に深い哲学があるのが「Hello, Goodbye」なのです。歌詞を和訳して意味を探りましょう。

ビートルズのおすすめ楽曲を紹介

【Hey Jude】の魅力にたくさん浸っていただけたところで、ここからはビートルズの名曲をご紹介いたします。

誰もが知っているような名曲ばかりなので、ぜひチェックしてみてください。

また、詳しく説明している記事があるのでそちらも是非ご覧くださいね。

Let It Be

誰もが知っている楽曲といわれるビートルズの代表曲「Let It Be」。

サビに当たる部分などは、ビートルズに詳しくない方も聴いたことあるのではないでしょうか。

1970年にリリースされてからも、長い間愛されている名曲です。

直訳すると「あるがまま」というような意味になります。

優しい歌声と温かい歌詞が、傷ついた心を癒してくれるような楽曲です。

自分らしく生きる」ことや「素直に生きる」ことを教えてくれます。

明るい方へ手を引いてくれるようなイメージではなく、手を繋ぎ一緒に歩いてくれるようなイメージです。

落ち込んでいるときなどに「Let It Be」を聴くと、心が浄化されるような気分になれます。

詳しく説明している記事があるので、そちらもぜひチェックしてみてください。

1970年に発表された【Let It Be】はThe Beatlesの代表曲です。発表から長い時間がたった今でも、多くのアーティストに歌われています。きっとどこかで聴いたことがあるはずです。この曲で歌われている聖母マリアの言葉とはどんな意味だったのでしょうか。歌詞の和訳と意味を解説していきます。

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