「君」の世界と「僕」の世界はずっと同じ場所にあると思っていたけれど、違った。
空想の中での「君」ではなくて、現実の「君」には「君の世界」があることに気付いた。
囚われていた過去の記憶は、いつしか思い出となっていく。
「僕」は「僕だけの世界」があるし、「君」は「君だけの世界」がそれぞれにある。
誰もがそれぞれの世界を持っている
それぞれひとつのlife それぞれが選んだstyle
それぞれひとつのlife ひとつの愛をyeah yeah
それぞれひとつのlife それぞれが選んだstyle
それぞれひとつのlife ひとつの愛をyeah yeah
出典: One/作詞:RIP SLYME 作曲:RIP SLYME
立場や状況、みんな違っているけれどそれぞれの生活がそこには息づいている。
「君」と「僕」は、選んだ道が違っていただけのことなんだ。
何が正解で間違いなのかなんてことを考えても、それは無駄なことだった。
だって個々の世界が広がっているから、自分で信じた道が正解なんだということを知った。
誰かの世界に入りたいんじゃなくて、自分の世界をどう進んで行くかが大切なんだ、ということを教えてくれる歌詞です。
MV
街を走るバスとガソリンスタンドで撮影!?
それでは次にMVのご紹介をしましょう。
「One」のMVは、ガソリンスタンドでメンバーが歌う姿と、バスの車中の映像に分かれます。
そこで登場する「おじいさん」の存在がひと際、この曲を印象付けてくれます。
おそらくおじいさんは、ガソリンスタンドで長年働いてきて定年を迎えたのでしょう。
自分が住む街の風景をバスの窓から眺めている姿は、とても満ち足りた目をしています。
そして何気なくメンバーの演技力が垣間見えるシーンも見どころです。
バスに乗車してくるPESさんが特におすすめです!
やんちゃ坊主っぷりがハンパないです(笑)
そしてバスに乗車している学生やサラリーマンなどにも「それぞれのlife」があることを教えてくれます。
人は一人では生きていけないけれど、一人で立っていなければ道は進んで行けないということを教えてくれるようなMVとなっています!
終わりに
RIP SALYMEの「One」は、いかがでしたか?
当時、前進あるのみ!と進み続けていたRIP SLYMEらしいとても前向きな曲でしたね!
過去をなかったことにすることではなく、現在までの過程として思い出に出来る、そんな人間になりたいものです。
「黒歴史」なんて言葉もありますが、それもまたいい思い出なのかもしれませんよ!
みなさんも過去を振り返ってみて、悪いと思っていたことも「いい思い出」に変えてみて下さい。
「それぞれ」なんですからね☆
では、またどこかでお会いしましょう!
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