色とりどりの楽曲はまさに「サラダデイズ」
精力的なライブ活動でインディーズ界を盛り上げる3人組ロックバンド「Saucy Dog」。
2018年5月23日、ファン待望の2ndミニアルバム「サラダデイズ」がついにリリースされました!
収録曲は全7曲。
約27分に色とりどりの楽曲が詰め込まれた様子は、アルバムタイトルにも含まれるサラダを彷彿とさせます。
今回はこのミニアルバムを全曲解説。
その魅力を余すところなく語っていきたいと思います!
見応えありのトレイラー映像
「サラダデイズ」のリリースに先駆けて、アルバムのトレイラー映像も公開されたのですが、これがまた見応えありなんです!
ただMVを繋げたようなものではなく、このアルバムのために撮影されたであろう内容が所々見られます。
特に印象に残ったのは、ジャケットになっている車を3人がペイントするシーン。
「ジャケット写真用の車も自分たちで用意したんだ!」と微笑ましい気持ちになりました!
他にも、メンバー同士楽器を入れ替えて遊んでいる場面など、楽しげな姿がたくさん見られます。
バンドの仲の良さが伝わってきますね!
アルバムリリースのコメント動画も!
アルバムのリリースに伴ってのコメント動画も公開されていました!
あまりカメラ慣れしていない様子の3人。
人の良さが伝わってくるようなほっこりする内容になっています。
どんな人が演奏してるのかって、リスナーからすると重要ですよね!
「サラダデイズ」全曲解説!
さていよいよここから、「サラダデイズ」に収録されている楽曲の解説をしていきましょう!
是非、アルバム購入の参考にしていただければと思います。
1.真昼の月
真昼の月って不思議ですよね。
太陽が昇っていても、別に月が無くなるわけじゃないんだから、見えることがあるんでしょうけど。
おっと、関係ないですね!
入りからいきなりドラムのフィルインがカッコイイこの曲。
夏っぽい爽やかなメロディの、アルバムの1曲目に相応しい内容になっています。
サビで聴けるVo&Gt、石原慎也の張り上げるような歌声は胸に訴えかけるものです。
かと思えば、綺麗な裏声も披露しており、その表現の幅広さに驚かされます。
歌詞は「地元を離れて生きる男の母を想う気持ち」が描かれたもの。
遠く離れると、家族の有難みも身に染みるものですよね。
『あんまり無理しすぎて
身体を壊さないように』
と手を振った君の
なんだか少し寂しそうな顔を
夢に見る度に涙を堪えた朝
出典: 真昼の月/作詞:石原慎也 作曲:Saucy Dog
2.あとの話
明るいメロディなのに、どこか哀愁が漂うこの曲。
それもそのはず、恋人と別れた後の曲なんです。
悲しいことを明るく歌われるのって、余計悲しくなりませんか?
演奏ももちろんカッコイイですよ!
アルペジオのようなベースフレーズが展開されるAメロ。
転がっていくようなドラムロールが心地いいBメロなど、聴きどころ満載です!
ごめんな 誰かと
”お幸せに”だなんて僕は言えないよ
何気ない日々の さりげない愛を
見逃していた僕は 君が見えていなかったよ
出典: あとの話/作詞:石原慎也 作曲:Saucy Dog
3.曇りのち
ベースのゆるっとしたフレーズから始まるこの曲。
サビでは声を張った歌が聴けますが、これにもどこか脱力感を感じます。
後半勢いがついてきて、加速していくのかなと思いきや、最後はまた元通り。
なんとものんびりした雰囲気の1曲になっています。
歌詞は「自分の無力さ」を歌ったものです。
自分がなんの役にも立たないことはわかっているけど、相変わらずだらしないままの自分。
わかっているのに動けない…気持ちは痛いほどわかりますね。