明日の予定もないまま
ぼんやり天井を見つめた
ソファーにカラダを預けて
だらしなく生きる僕を許して
出典: 曇りのち/作詞:石原慎也 作曲:Saucy Dog
4.コンタクトケース
美しい響きのギターアルペジオから始まるこの曲。
続いて入ってくる歌声はなんとも悲しげな表情を見せます。
まさに失恋ソングなんですよね。感情入ってます。
グッと抑えたような演奏のメロ部分と、感極まるサビの落差がこれまた絶妙です。
後半、一瞬歌だけになるブレイク部分は、こみ上げてくるものがありますね。
同棲していた彼女が残していった空のコンタクトケース。
それを捨てずにとっておくところに、帰って来てほしいという未練が込められています。
君のコンタクトケースを
今でも捨てられずにいる
君の帰りを待っている
出典: コンタクトケース/作詞:石原慎也 作曲:Saucy Dog
5.メトロノウム
メトロノームを彷彿とさせるハイハットの金属音を合図に、いきなり激しく演奏されるイントロ。
目まぐるしい展開を見せる独特のAメロから、壮大な冒険が始まるような、胸躍るサビへと続きます。
リズムのガイドをしてくれるメトロノームと、「ガイドなんかいらない、濃霧の中でも走っていける」という内容の歌詞を掛け合わせたタイトルがユニークですね!
僕らは
旅をする 迷いながら
このままナビは要らないさ
濃霧の中走った夜も
無駄なんかじゃないよね
出典: メトロノウム/作詞:石原慎也 作曲:Saucy Dog
6.世界の果て
規則的なギターをバックに淡々と歌われるのは「世界ではいろんなことが起きてるけど、みんな自分のことしか興味ないよね」という内容。
ニュースを見て共感したような素振りを見せるけど、心のどこかでは他人事…なんてことありませんか?
なんだか考えさせられる内容の曲です。
構成も少し変わっていて、Aメロが最初しか出てきません。
サビも1番は煌びやかなギターアルペジオと歌だけのもの、2番はバンド全体で演奏したものと、同じメロディで全く違う表情を見せています。
斬新なアレンジが光る1曲ですね!
今世界がどうなってるのか
明日世界がどうなっていくのか
そんなこと考えたことあるかい?
自分の事で精一杯なの
そう言っていつだって僕らは
後ろめたさを感じながらも
周りのことに関与しないのさ
出典: 世界の果て/作詞:石原慎也 作曲:Saucy Dog
7.バンドワゴンに乗って
ワクワク感のあるイントロから始まるこの曲。
短い曲なんですが、それもそのはず。
この曲、なんと1番しかないんです!
それでも聴きごたえは十分。
Bメロでは、バンドの音を止めるアレンジが見られますが、途中さりげなく入るドラムのスティック音が非常にクール!
疾走感の中に憂いを感じさせるサビのメロディもいいですね。
バンドワゴンって、ジャケットにもなっている車のことですかね?
「ぶっちゃけ不安も多いけど、突き進むっきゃない」という内容の歌詞は、メンバーの今の心境を描いたもののように感じます。
このまま突き進んでいってほしいものですね!
行き先も分からない
真っ暗な道を行く
標識なんか何処にもない
高速道路をひたすら走るよ
出典: バンドワゴンに乗って/作詞:石原慎也 作曲:Saucy Dog
今後の活躍に目が離せない!
今回はSaucy Dogの2ndミニアルバム「サラダデイズ」を紹介しました!
いかがでしたか?
歌詞の内容もそうですが、それに呼応する演奏の表現豊かな様子は、7曲どれを聴いても伝わってきます。
そして彼らの軌跡はまだまだ始まったばかりです。
まさしく今後の活躍に目が離せないバンドではないでしょうか!
ライブ情報も是非チェックしてみてくださいね。
【Saucy Dog】2018年ライブ情報!!10月には対バン「ワンダフルツアー 2018」開催も! - otokake(オトカケ)
今一番切ないロックバンド「Saucy Dog」のライブ情報を調査してみました。Saucy Dogのブレイクの瞬間を見逃さないでくださいね。