サンボマスターってどんなバンド?
メンバーは、山口隆(ボーカル&ギター)と近藤洋一(ベース&コーラス)、木内泰史(ドラム&コーラス)です。
東洋大学で音楽サークルに入っていた山口と近藤がバンドを結成し、のちに木内が加わって現在の「サンボマスター」になりました。
楽曲のベースは「パンク・ロック」
サンボマスターの曲は、ボーカルの山口により制作されることが多いそうです。
そして、ジャンルのベースは「パンク・ロック」。
曲の途中で、ボーカルの山口がシャウトをする場面が多々見られます。
しかし、曲に語りを入れることもあり、しばしラップ調の楽曲になることもあります。
さらに、美しい旋律を奏でるバラードを作ることも。
パンク・ロックをベースとしながらも、様々なジャンルや曲調をミックスしているのが、サンボマスターの楽曲の特徴といえるでしょう。
スプリットアルバム『放課後の性春』でメジャーデビュー
サンボマスターは、2003年アルバム『放課後の性春』でメジャーデビューしました。
このアルバムは、パンク・ロックバンド・オナニーマシーンとのスプリットアルバム(2~3組のアーティストの楽曲を複数収録するアルバム)として発売されています。
その後、自身のオリジナルアルバムとして『新しき日本語ロックの道と光』をリリース。
このアルバムが、サンボマスターとしての正式なメジャーデビューといえるでしょう。
そして『新しき日本語ロックの道と光』のリリース以降、サンボマスターは様々なドラマやアニメの主題歌、CMソングなどを手掛けるようになりました。
あの大ヒットドラマの主題歌で、人気バンドの仲間入り!
ロックバンドとして徐々に地位を確立してきたサンボマスター。
そんな彼らに転機が訪れたのが、2005年でした。
彼らの曲「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」が、当時大ヒットした映画『電車男』のテレビドラマ版の主題歌に抜擢されたのです。
テレビドラマも映画と同様に話題を呼んだことから、彼らの曲にも人気に火がつきました。
「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」のヒットにより、サンボマスターの名がさらに世の中に広く知れ渡ることになったのです。
サンボマスターの代表曲
サンボマスターの代表作は「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」だけではありません。
他にも色々な楽曲があります。
- 「月に咲く花のようになるの」・・・映画『恋の門』主題歌
- 「青春狂騒曲」・・・アニメ『NARUTO -ナルト-』オープニングソング
- 「愛しさと心の壁」・・・映画『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』主題歌
- 「光のロック」・・・映画『劇場版BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸』主題歌
- 「あの鐘を鳴らすのはあなた」・・・和田アキ子の同名楽曲をカバーして話題となる
映画やアニメなどの楽曲として起用されていることが多い印象です。
もちろん、上記以外にもたくさんの楽曲をリリースしていますが、これだけ見てもサンボマスターの幅広い活躍ぶりが伺えますね。
「世界をかえさせておくれよ」について
さて、今回ここで歌詞を分析する「世界をかえされておくれよ」も、サンボマスターの代表曲の1つです。
「世界をかえされておくれよ」は、2009年11月にリリースされたサンボマスターの13枚目のシングル「ラブソング」のカップリング曲。
2010年4月にリリースされた5枚目のアルバム「きみのためにつよくなりたい」にも収録されています。
またこの曲は、ミネラルウォーター・いろはすのCMソングとして起用されていました。
このため、カップリング曲でありながらも、サンボマスターを代表する人気曲となったのです。