明るく正しいジャケ写に注目♪
『LIFE』が収録されているアルバムは?
『FUN! FUN! FANFARE!』(ファン ファン ファンファーレ)は、いきものがかりのメジャー7作目のオリジナルアルバム。2014年12月24日に発売された。
収録曲:「LIFE」
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/FUN!_FUN!_FANFARE!
紙吹雪が舞う中の「いきものがかり」らしい、真面目な盛り上がりの表情から目が離せません。
ジャケ写の雰囲気もこのアルバムを表現しているのでしょう。
耳にすると一瞬立ち止まる「いきものががり」の楽曲が、このアルバムには16曲収められています。
『LIFE』は6曲目に収録された「いきものがかり」にしか歌えないバラード。
ゆっくりゆったりと、自分だけのために歌ってくれる気持ちになります。
ショートバージョンですが歌声も♪
サービス精神旺盛な「いきものがかり」はアルバムリリースのためにPVを公開しています。
「聴くと心が安定する」ボーカル担当の吉岡聖恵さんの歌声に感謝です。
歌を聴いて歌詞を見て欲しいという、作詞担当の水野良樹さんの希望も入っているのでしょう。
出来上がった歌詞に自信はあっても、それを前面に出すことのない歌作りが今回も伝わります。
命そのものでもあり、日々の暮らしでもある『LIFE』。
お待たせしました。ここからは歌詞の意味、解釈に入っていきます。
歌詞の始まりは静かに
すべての人に聞いてみたいこと
どんな希望を歌えばいいんだろう
誰かが今日も泣いているのに
出典: LIFE/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
独りで考えていても答えは見つかりそうもないから、誰かに質問をしたい…。
そんな独り言のような歌詞で歌は始まりました。
希望は明るい未来を示す言葉だけど、そのままでは漠然としていてつかみ取ることができません。
風船のように飛んでいく希望を追いかければ、自分が望む世界に連れて行ってくれるのでしょうか。
自分には望むことなんて無いから取り巻くすべてから目をそらせば、出るのは涙だけ。
希望が分からない、希望なんて見たくない、希望ってプレッシャー、だから泣きたくなるのです。
それでも届けたい言葉を探して「いきものがかり」らしく『LIFE』は続いて行きます。
例え届かなくても
つながることもないまま 生まれては消えた
優しい声をひろいあつめて
出典: LIFE/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹
前を向けずに下を向いて涙を流している人のために歌う歌。
「いきものがかり」の歌はこのような使命を持っています。
でも消せないのは、自分たちの歌が聴いて欲しい人たちに届いていないという不安。
歌なんて無駄なのかも、歌なんて自分たちの勝手なメッセージと悩んで歌声もフェイドアウトしていきます。
それでも「いきものがかり」はここで諦めることを選びません。
今は届かない歌に込められた思いも、いつか届くと静かに歌い続けます。
自分の希望を手にするまで『LIFE』の日本語訳の1つ「命」を続けて欲しい、願いはそれだけです。
少ない言葉で作った歌詞
自分が出来ることは…
さよならの向こうに 陽が昇る
こころをともす あいのうた
出典: LIFE/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹