主人公の子供時代

やさしさも さみしさも
いつも愛を 知っていた

出典: あの頃へ/作詞:松井五郎 作曲:玉置浩二

ではその頃がいつのことなのか、考えてみましょう。

主人公はその時代にぬくもりを感じていたと表現しています。

1人きりでは中々そのようなぬくもりは感じられないでしょう。

そこで考えられるのが家族の存在です。

厳しい自然の中でも、家族がいたからこそ主人公は成長できたのでしょう。

主人公は家族の愛をめいっぱい受けて育ったと考えられます。

子供時代には難しいことなど考えません。

家族の愛の元で存分に体を動かし、遊んで暮らします。

主人公が想うのは、おそらくこのような時代でしょう。

つまり自分の「幼少期」ということですね。

自分の感じた愛を与えたい

あたたかい あの頃へ
君をいつか つれて行きたい
あの頃へ

出典: あの頃へ/作詞:松井五郎 作曲:玉置浩二

最後に主人公の願いについて考察します。

主人公はただ故郷の景色を相手に見せたいだけではありません。

おそらく自分が過去に感じた「愛」を、与えたいのでしょう。

大きな自然に囲まれ、そして大きな愛にも囲まれていたあの時代

その体験を、今目の前にいる相手にもして欲しいのです。

これは主人公の紛れもない思いやりでしょう。

いつか自分が体験したように、相手にぬくもりを与えたい

何も心配の要らないように、安心感を与えたい。

そんな主人公の願いが込められていると考えられます。

それが叶うときはいつになるのでしょうか。

読み解くほどに深い歌詞でしたね。

まとめ

安全地帯【あの頃へ】歌詞の意味を徹底解説!あの頃っていつ?懐かしく美しい景色を見せたい心情に迫るの画像

安全地帯の【あの頃へ】の歌詞解説をしました。

含蓄に富んだ、非常に深い楽曲ですね。

歳を重ねるほどに共感の度合いも高まりそうです。

さて、OTKAKEでは他にも安全地帯楽曲をご紹介しています。

日本の80年代の音楽シーンを牽引したバンド「安全地帯」。その安全地帯の代表曲と言えば、「ワインレッドの心」です。今回は、その「ワインレッドの心」の大人の恋模様を描いた歌詞の魅力や、心に染みる動画も紹介します。

こちらは安全地帯名曲【ワインレッドの心】の歌詞解説記事です。

有名な曲ですが、改めて歌詞を見ると新たな発見があるかもしれません!

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