主人公の子供時代
やさしさも さみしさも
いつも愛を 知っていた
出典: あの頃へ/作詞:松井五郎 作曲:玉置浩二
ではその頃がいつのことなのか、考えてみましょう。
主人公はその時代にぬくもりを感じていたと表現しています。
1人きりでは中々そのようなぬくもりは感じられないでしょう。
そこで考えられるのが家族の存在です。
厳しい自然の中でも、家族がいたからこそ主人公は成長できたのでしょう。
主人公は家族の愛をめいっぱい受けて育ったと考えられます。
子供時代には難しいことなど考えません。
家族の愛の元で存分に体を動かし、遊んで暮らします。
主人公が想うのは、おそらくこのような時代でしょう。
つまり自分の「幼少期」ということですね。
自分の感じた愛を与えたい
あたたかい あの頃へ
君をいつか つれて行きたい
あの頃へ
出典: あの頃へ/作詞:松井五郎 作曲:玉置浩二
最後に主人公の願いについて考察します。
主人公はただ故郷の景色を相手に見せたいだけではありません。
おそらく自分が過去に感じた「愛」を、与えたいのでしょう。
大きな自然に囲まれ、そして大きな愛にも囲まれていたあの時代。
その体験を、今目の前にいる相手にもして欲しいのです。
これは主人公の紛れもない思いやりでしょう。
いつか自分が体験したように、相手にぬくもりを与えたい。
何も心配の要らないように、安心感を与えたい。
そんな主人公の願いが込められていると考えられます。
それが叶うときはいつになるのでしょうか。
読み解くほどに深い歌詞でしたね。
まとめ
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