玉置浩二とはどんなアーティストなのか
1958年生まれ、今年(2017)で59歳になる玉置浩二は、天才作曲家、作詞家、アレンジャーとして活躍するだけでなく、以前は俳優としてもドラマや映画にも出演していました。
なかなかスキャンダラスな話題に事欠かない人ですが、かつては薬師丸ひろ子、石原真理子(婚姻届を出したが受理されず)をパートナーとしていました。
2018年現在は元C.C.ガールズの青田典子と結婚しています。
安全地帯とは
北海道旭川出身の玉置浩二は、なんと中学生のとき(1973)に「安全地帯」の前身となるバンドを結成しました。当時は時代の流行に合わせフォークソングを歌っていたのですが、その後ロックバンドに変わり、バンド名を「安全地帯」としました。
メンバーは以下の通りです。
・玉置浩二 1958年9月13日生まれ
・矢萩渉 1975年6月27日生まれ
・武沢豊 1958年5月16日生まれ
・六土開正 1955年10月1日生まれ
・田中裕二 1957年5月29日生まれ
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/安全地帯_(ロックバンド)#メンバーと担当楽器
二度の長期休業
1982年、キティレコードよりメジャーデビューを果たした「安全地帯」。
その後、数々のヒット曲を生みだしたのですが1992年からバンドは長期活動休止に入ります。
1993年から玉置浩二はソロ活動が盛んになります。
2002年、9年ぶりの24thシングル「出会い」、9thアルバム『安全地帯Ⅵ』で復活。
ところが2003年12月、ツアー終了とともに再びバンドは長期休業へ。2010年「安全地帯」は完全復活を遂げ現在に至ります。
名曲その①「安全地帯」時代、「ワインレッドの心」が爆発的ヒット

【ワインレッドの心】
メジャーデビュー前、井上陽水のバックバンドを務めていた安全地帯。
メジャーデビュー後も井上陽水との親交は続き、いくつもコラボ曲をリリースしています。
「ワインレッドの心」はサントリー「赤玉パンチ」のCM曲、ドラマ「間違いだらけの夫選び」(フジテレビ)のEDに起用され、71.4万枚の大ヒットとなりました。
歌詞から紐解く「ワインレッドの心」
今以上、それ以上、愛されるのに
あなたはその透き通った瞳のままで
あの消えそうに 燃えそうなワインレッドの
心を持つあなたの願いが かなうのに
出典: ワインレッドの心/作詞:井上陽水 作曲:玉置浩二
愛する女性の心を「ワインレッドの心」と表現する、そのオトナの世界観にグッと心が惹きつけられます。
玉置浩二の独特なヴォーカルがより一層歌詞のイメージを膨らませるのです。
ワインレッドの色の濃さを持ちながら、消えそうで燃えそうな儚い心だと歌っているのです。
名曲その②井上陽水×玉置浩二「恋の予感」
【恋の予感】
作詞:井上陽水/作曲:玉置浩二/編曲:安全地帯、星勝
1984年10月25日リリースされた7thシングル「恋の予感」は、しっとりしたメトディーと歌詞にもかかわらずJALハワイのキャンペーンソングに起用されました。
「恋の予感」は安全地帯ナンバーの中でも特に名曲で、作詞した井上陽水自身、アルバム『9.5カラット』でセルフカバーしています。