研がない強がり 嘘で塗りかためた部屋
抜け出して見上げた夜空
よじれた金網を いつものように飛び越えて
硬い歩道を駆けていく
出典: http://j-lyric.net/artist/a000603/l00194f.html
研いでいるわけでもない、大したことない強がりで、自分を騙して、嘘ばかりの今の状況を表しているようですね。
ふと部屋を出て、見上げると夜空が広がっていた光景です。
金網は「自分の本音を閉じ込めている障害」のようなものでしょうか。
硬い舗道は、そのままの意味なのか、あるいは誰かが整備した道であると強調しているのかは、少し謎ですね。
まさに夜を駆けている光景が目に浮かびます。
似てない僕らは細い糸で繋がっている
よくある赤いやつじゃなく
落ち着いた場所は大きな木もざわめき やんで
二人の呼吸の音だけが浸みていく
出典: http://j-lyric.net/artist/a000603/l00194f.html
似てない僕らというフレーズから、僕以外の存在が登場したことが分かります。
赤い糸でない、細い糸で繋がっていると表現しているので、恋人ではない人物かもしれませんね。
恋人のような甘い関係ではないけれど、「細い糸」で運命は繋がっているような関係ではないでしょうか。
とても静かな場所で、この二人だけが存在しているという、ロマンチックでありながら、どこか切ない感じですね。
サビ「君と遊ぶ 誰もいない市街地〜」
君と遊ぶ 誰もいない市街地
目と目が合うたび笑う
夜を駆けていく 今は撃たないで
遠くの灯りの方へ 駆けていく
出典: http://j-lyric.net/artist/a000603/l00194f.html
誰もいない市街地は、真夜中だからなのか、それでも僕にとっては二人だけの世界なんでしょうね。
二人しかいない夜を駆けていく、そんなイメージです。
今は撃たないでとはなにを意味しているのか謎ですが、今はこのまま二人の世界にいたい気持ちの表れでしょうか。
遠くの灯りを目指して駆けていく、目的があるわけではなく二人で遠くに行きたい気持ちがあったのかもしれませんね。
まとめ
スピッツ「夜を駆ける」にスポットを当ててきましたが、いかがだったでしょうか?
アニメ「ハチミツとクローバー」の挿入歌にも採用され、スピッツファンの多くが名曲と選んだ楽曲でもあります。
二人だけの淡い世界を描く「夜を駆ける」の意味を想像しながら、ぜひ聴いてみてください。
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