じょじょに明らかにされる恋愛模様
一瞬の夕立が起こったのは砂浜だった!?
濡れた砂浜に人影も少なくて 場所取りのシート 風にめくれ上がるよ
「おへそを盗られる」といきなり言い出して Tシャツの裾で隠そうとする
出典: 美しい稲妻/作詞:秋元康 作曲:福田貴史
劇的な1番が終わり、続いて2番のAメロ部分を見てみましょう。
砂浜があるのは海が多いので、二人が出かけたのはおそらく海でしょう。
「場所取りのシート」が使用されていますが、二人だけで出かけてそれが必要になるのかな?という疑問が浮かび上がりますね。
昔から日本では雷が発生すると、「カミナリ様にオヘソを盗られるよ」という言い伝えがあります。これは大人が、夏にお腹を出している子供に向かっていうセリフです。
解釈すれば、夏でもお腹を出していると冷えてお腹を壊すので、お腹をしまっておきなさい、という感じでしょう。
歌詞中では、女性が水着の上からTシャツを着ていて、突然の雷にびっくりし、慌ててお腹を隠したのでしょう。
女性のお茶目な性格が良く表れている歌詞ですね。
短くても重要な2番Bメロ
運命の雨雲に邪魔させない 一筋の光こそ僕の感情
出典: 美しい稲妻/作詞:秋元康 作曲:福田貴史
2番Bメロです。
突然前触れなく起こった稲妻に例えて、男性の女性へ対する真っすぐな愛情が読み取れますね。
短いですが、とても力強い言葉が多く使われています。
報われない恋だったのか!? 男性の切ない想いが映されるサビ
過去形の言い回しが、失恋であることを物語る
やがて永遠の稲妻さ(ずっと) 瞼の裏に残るもの(唯一)
夢よりも鮮やかに(すべて) 焼き付けられた
永遠の稲妻さ(ずっと) 落ちたのはどの辺り?(そうだ)
2人だけでいい そう避雷針に僕がなれるなら
出典: 美しい稲妻/作詞:秋元康 作曲:福田貴史
「永遠」という言葉と「瞼の裏」・「焼き付けられた」という言葉から、すでにこの物語は過去のものとなってしまっていることを暗示させますね。
女性に落ちてくる稲妻(日常のストレス・憂鬱な感情・不安)の避雷針(男性が彼女を負の攻撃から守る)に男性はなりたかったのです。
しかし「なれるなら」という希望で終わってしまい、恋を成就させることはできませんでした。
失恋の余韻が美しいCメロ
今まで見た光の中で 一番きれいだった
空からこの大地へ 接吻(くちづけ)通り道
出典: 美しい稲妻/作詞:秋元康 作曲:福田貴史
男性にとって、恋焦がれた女性はまさに「光」だったのでしょう。
サビに続くCメロは、男性の素直な感情が表れていますね。
本来「接吻」は「セップン」と読むのですが敢えてここでは「くちづけ」にしたのでしょう。
「通り道」という言葉は、男性が体験した「恋」の「通り道」なのか、「稲妻」が走った「通り道」なのか、ここでも多くの解釈ができる言葉が書かれていますね。
最後のサビの歌詞は、1番と同じ歌詞です。
聴いている人にも「一瞬の稲妻」が走ったように、深い余韻を残して終了する楽曲です。
選抜メンバー一覧
石田安奈、大場美奈、大矢真那、木﨑ゆりあ、木下有希子、木本花音、菅なな子、須田亜香里、高柳明音、新土居沙也加、古川愛李、古畑奈和、松井珠理奈、松井玲奈、向田茉夏、矢方美紀
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/SKE48の楽曲一覧
代表的な選抜メンバーの紹介!!
「美しい稲妻」のセンターはダブル松井こと、松井珠理奈と松井玲奈の2人です。