「REM」はMr.Children史上類を見ないほど激しい曲！歌詞の意味を解説♪PV&コード紹介アリ

自分が何故ここにいるのかさえもわからない。誰かに記憶を奪われてしまったようです。

こういったファンタジーな雰囲気を持つ歌詞は、Mr.Childrenの曲にはなかなか見られないものです。

「シャングリラ」とは、一般的に人間が思い描く「理想郷」の事であると解釈できます。

そんな夢の世界を追い求めて迷い、そして愛する君に呼びかける主人公。

答えを発しない相手の精神は、既にそこにはないのかもしれません。

曲の導入部分は、リズムを強調するようなギターのカッティングで、コードは「Bm」を基調としたものとなっています。

原曲では「Bm」の内声音を変化させて装飾するように演奏されているため、ここでは「Bm7」と、そこにナインスのテンションを付加してそのサウンドを表現しています。

「Bm」を繰り返すだけでも、それに近い雰囲気が出せるはずです。

曲の中間部分で、曲調が穏やかになる箇所でのコードです。

それまで、激しく刻んでいたリズムが一旦落ち着くことから、ギターではアルペジオの奏法を用いることで、原曲の持つムードに近づけることができます。

ボーカルが柔らかい歌声になるのに合わせて、コード伴奏のダイナミクスも抑えるように演奏していきたいところです。

また、反面で「dang-ding-dong～」の部分では、Aメロのような力強さも求められ、双方の緩急によってメリハリのある演奏ができると尚良いでしょう。

Mr.Childrenの「REM」についてまとめてみました。

これまでも「everybody goes」や「マシンガンをぶっ放せ」など、ロックテイストの激しい曲をリリースしていた彼らですが、本曲はそれを上回る新しいサウンドを楽しむことが出来ます。

特に桜井さんの唱法はこの曲ならではのもので、ひっくり返りそうな程にがなり立てる歌声は必聴です。

他にも素敵な曲を沢山含むアルバム「REFLECTION」と共に、是非この曲の激しさを体験してみて下さい。