いきものがかり「コイスルオトメ」の歌詞ページ♪『あなた』へ･･･

「鼓動はリズム」という言葉からドキドキする付き合いたての初々しさを感じますね。

恥ずかしがり屋な「あなた」だけど、付き合い方は「あなた」のペースでいいんだよ、と伝えてくれているようなサビになっています。

ゆっくりでもいいから、そばにいて触れ合って笑顔でいられることが大切なのです。

そして、ストレートな言葉で想いを伝え、想いを伝えるのが不器用な「あなた」でも、ちゃんと同じ想いでいられているはずだと「あなた」を信じる気持ちが綴られています。

2番は付き合ってから少し時間が経って慣れてきた様子が窺えます。

付き合いたての時の「あなた」であれば、キスをねだると恥ずかしがるだけだったでしょう。

しかし、ここでは怒るという動作が加えられています。それだけ心の距離が縮まったのではないでしょうか。

相変わらず気持ちを言葉にしてくれない「あなた」ですが、その分、たまに褒められると嬉しくなります。

やはりそれだけ「あなた」のことが「あたし」は好きなのです。

2番のサビでは「あなた」のペースで構わないから、「あなた」にリードして欲しいという女心が表現されています。

そして、「メロディ」という言葉からは2人でハーモニーを奏でるように寄り添い合い、支え合っていく様子が想像できます。

そのメロディには終わりはありません。いつまでもどこまでも続いていくのです。

両手を突き上げるという動作は、喜びや嬉しさを表現する時に行ないます。

それだけ「あなた」を好きでいること、「あなた」に好きでいてもらえていることが嬉しい、という強い想いを感じ取ることができます。

そして、最後は「あたしだけなの」というフレーズを繰り返すことで、「あなた」のことをいつまでも信じているという気持ちをより強く表現して締めくくられています。

いかがでしたか？

「あなた」のペースでいいから、信じているから、いつまでもどこまでも一緒にいたいという女性の健気な想いがまっすぐに表現されていました。

これだけまっすぐに想ってもらえたら男性は嬉しいのではないでしょうか。

そう考えると、もしかしたら男性の理想が描かれた楽曲なのかもしれません。

とすると、作詞作曲が男性である水野良樹だとしても納得できます。

性別に関わらず共感できる「コイスルオトメ」、ぜひ一度聴いてみてください。