斉藤和義「やさしくなりたい」はドラマ「家政婦のミタ」の主題歌！/歌詞＆動画情報あり

2011年10月から12月まで、視聴率40％超えの伝説的TVドラマをご存知でしょうか？

「家政婦のミタ」、松嶋菜々子主演のホームドラマで、松島扮する「ミタさん」が派遣先の家庭で、なんでもやるがミステリアスな家政婦として活躍するドラマです。

決め台詞は「承知しました」「それは業務命令でしょうか」「それはあなたが決めることです」など、無表情で機械的な松嶋菜々子が毎回好評でした。

この時松島は反町隆史と結婚していて、反町は家庭と演技のギャップに戦々恐々としていたと逸話が残っているほどの怪演でした。

視聴率40%を超えたドラマは21世紀になって未だ無く、視聴率というわかりやすい数字からも人気の高さが伺えますね。

本作品のあまりの好評ぶりに何度も続編の噂が上がるのですが、松嶋本人が「二度とミタさんはやらない」と公言していて、未だ続編の制作の予定はありません。

また、夫である反町隆史も「ミタさんがうちにいると思うと少し怖い」と冗談交じりで話していることから、芸能界一のおしどり夫婦の関係に水を差さないようにと関係者が配慮している背景もあります。

「家政婦のミタ」は放送終了後、連ドラとして異例の総集編を放送し、そこでも視聴率が40%前後と、2011年のTVドラマはミタさん一色となっていました。

また、お笑い番組やSMAPがミタさんのパロディーを放送していたことも記憶に新しいですね。

「家政婦のミタ」の放送が始まる前に流れていた番宣の動画です。

松嶋菜々子の無表情の演技は始めあまり好評ではなかったのですが、

回を重ねる度にそのミステリアスな演技に魅了された視聴者や、ネットを中心にした口コミで人気が爆発。

松嶋菜々子が女優として最も脂の乗っている30代に、これだけの演技をしたことに人気が爆発したのでしょうね。

内容も毎回何か事件が起きそうなハラハラした展開に目が離せなくなる仕組みで、高視聴率だったのも納得できます。

では次は主題歌に使われた「やさしくなりたい」の歌詞を紐解いてみましょう。

斉藤和義の代表曲「やさしくなりたい」。

一体斉藤和義は何に優しくなりたいのでしょう？

それは歌詞を読み解くと見えてくるのでしょうか？

「地球を100周旅行する」現実的には不可能なはなしですが、己の欲望が渦巻いている歌い出しですね。

100周旅行中に恋人はしゃいでいるのでしょうか。なんだか情景が思い浮かびます。

自分ばかり虚しい思いが浮かび上がるのはなぜ？と自問自答しています。

やさしくなりたいのは誰に優しくなりたいのでしょう？

愛のない時代にいきているわけじゃないのだけど、自分の虚しい思いはどこから生まれるのでしょう。

君のためにやっていることなんだけど、何かが間違っているのではないか？とここでも自問自答を繰り返します。

何度も自問自答したけど、何度も降り出しに戻ってしまう。

恋人には「あなたらしい」と言うけど、この思いに打ち勝てるようなメンタルがほしい！とそんな風に唄っています。

優しくなりたかったのに、今度は強さを求めてますね。