【ゆず/マスカット】歌詞と曲名の意味を解説!スカッと踊れば気分爽快!大人も子供もゆずマンもダンス♪の画像

このオープニングではアニメ登場キャラクター達と一緒にゆずのオリジナルキャラクター「ゆずマン」もダンスを踊っています。

ゆずマンは1998年発売のゆずのミニアルバム「ゆずマン」のジャケットで描かれているキャラクターです。

現在ではLINEスタンプにもなっており、ゆずファンの方々にはお馴染みのキャラクターになっています。

今回はゆずマンとしんちゃんが同い年だということもあり、コラボレーションが実現したそうです。

ゆずの公式YouTubeチャンネルでは、しんちゃんとゆずマンによる「スカッとダンス」の振り付けレクチャー動画が公開されています。

こちらの動画ダンスを練習して、家族や友達みんなで楽しく踊ってみるのもいいかもしれませんね。

それでは次は歌詞の内容を紐解いてみましょう。

歌詞を解説 嫌なことがあったら「スカッと」踊ろう!

楽しい言葉遊び

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よりどりきみどり 好き嫌いはダメよ
こんなにたわわに実りました
良かったらお召し上がれ(あ〜ん)

出典: マスカット/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

この曲では従来の言い回しを少し変えることによって、マスカットに絡めるフレーズが多く出てきます。

本来「よりどりみどり」は漢字に直すと「選り取り見取り」となります。

その「見取り」を「緑」に変換して、マスカットの色である「黄緑」に変えています。

こういった言葉遊びが、この曲には随所に散りばめられています。

イライラすることがあったら踊ってスカッと!

ストレスMAX SOS
朝から晩までイライラ
それなら

まぁスカッと 踊りましょう 飛び出せスマイル
集まれ ミ・アモーレ 木の実 気のまま
マジですかって? 空振りでも 泣いてちゃダメダメよ
モウマンタイ ワンモータイム 君らしくあれ
一皮むけばみんな(みんな)マスカット

出典: マスカット/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

後で詳しく解説をしますが、この曲は子どもだけではなく大人の人達に向けたメッセージもしっかり盛り込まれています。

ストレスを1日中感じるシチュエーションは子どもより大人の方が多くあるように思うので、これは大人達に向けられた歌詞だと考えられます。

 

そしてサビでは、冒頭と同様に韻を踏んだり読み替えたりと言葉遊びが多く出てきます。

特に「まぁスカッと」は曲名にも繋がる重要な言い回しですね。

内容としては「みんなで踊って笑って、日々の嫌なことを吹き飛ばそう!」といったストレートなものです。

さらに語感やリズムに乗せて韻を踏んでいる歌詞は、この曲のワクワク感に一役買っていると思います。

【ゆず/マスカット】歌詞と曲名の意味を解説!スカッと踊れば気分爽快!大人も子供もゆずマンもダンス♪の画像

あっちこっち目移り いつまで悩むの?
熟れすぎちゃったらもったいないよ
まさに今が食べごろ(パク)

出典: マスカット/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

ここではどのマスカットを選べばいいか決められないという状況が歌われています。

これは「うじうじと悩んでいないでこの曲を聴いて踊ってしまおう」という北川さんからのメッセージにも取れます。

北川悠仁さんの歌詞へのこだわり

【ゆず/マスカット】歌詞と曲名の意味を解説!スカッと踊れば気分爽快!大人も子供もゆずマンもダンス♪の画像

睡眠不足 人間不信
年中無休でアクセス
誰でも

まぁスカッと 踊りましょう とびきりのステップ
なにわともあれ 輪になれ 実を寄せ合って
これでもかって 見せつけろ 魅惑の腰振りを
なりふり構わず 君なりでいい
箱詰めされる前に(急げ)マスカット

出典: マスカット/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁

2番のサビ前でも子どもの悩みというより大人の人達が普段抱えている問題に対して歌っています。

先ほどのインタビューで話されていた通り、この曲には子どもだけではなく大人にも楽しんで欲しいという思いが歌詞にも込められています。

 

サビも1番と同様「踊ろう!」ということを歌っているのですが、所々に北川さんの歌詞へのこだわりを感じます。

歌ってしまったら同じなのに「なにはともあれ」の「」を「」の表記に変えています。

これは決して誤字ではなく後に続く「輪になれ」の「輪」と掛けるためにあえて変えていると思われます。

曲に勢いがあるので見逃してしまいそうですが、歌詞の細かい部分にもこのような仕掛けがあるのもこの曲の魅力の1つとなっています。

「身を寄せ合う」の「」もしっかりマスカットに見立てて「」となっているのも注目ポイントですね。

大人達へ...「ここでまっていた」

2番のサビが終わると曲調が少し落ち着き、一見脈絡のない歌詞が出てきます。多くの解釈が出来る部分かと思いますが、ここではその1つの可能性をお話ししたいと思います。

誰に向けた言葉なのか?