【ゆず/マスカット】歌詞と曲名の意味を解説！スカッと踊れば気分爽快！大人も子供もゆずマンもダンス♪

「クレヨンしんちゃん」は子ども達を対象にした作品です。その作品の主題歌であるこの曲の主体は子ども達にあります。

なので「ずっと待っていた」という言葉は、子ども達に向けたものだとは考えられません。

では誰に向けられた言葉か。

今まで何度も触れていましたが、これは「大人達」に向けられたものなのです。

「角がたつ」という言葉がある通り「四角」という形は、理屈が先行しがちな大人達の社会を象徴する時によく使われる言葉です。

「白黒はっきりする」ことは社会で働く上で必要なことなのは間違いありませんが、物事全てがその二つに分けられるとは限りません。

北川さんはマスカットの丸い実に例えて、大人達へのエールをこの曲に忍ばせたのです。

アニメのオープニングでは流れない部分でこの歌詞が歌われているのも粋な感じがしますね。

最後に1番のサビがリフレインします。改めてこの歌詞を見ると「踊ろう！」だけではなく、背中を押してくれているような温かい言葉だったことが分かりました。

ゆずの新曲「マスカット」は子どもと大人どちらにも楽しんでもらえるよう作られた歌でした。

この曲はウキウキする曲調と「スカッとダンス」で子ども達に楽しんでもらえることは間違いないでしょう。きっと運動会などでこの曲を使用する小学校も出てくるかもしれません。

大人達はそんな子ども達と一緒に楽しむことはもちろん、この曲には大人達に向けたたくさんのメッセージが隠されていました。

私はこの春に「クレヨンしんちゃん」の劇場版を15年振りくらいに見に行ってきました。

そこでまさに「ずっとここで待っていた」としんちゃんに言われたような気がして最後には目頭が熱くなってしまいました。

きっとゆずのお二人もそういう気持ちがあったのかもしれません。

ぜひ皆さんもこの曲を聴いて元気をもらって、振り付けを覚えて踊ってみるのはいかがでしょうか？

もしかしたら今より毎日がもっと楽しく感じられるようになるかもしれませんよ！