Now is your chance! いますぐにその腕で抱き寄せて
キミは視線(Me)をそらして ごまかすんだ もう~ やだ!
ちょっとくらい ねえ 気づけよ Boo!! はじめてのこの気持ち
神様お願い この彼氏(Hito)をぶっ飛ばして

出典: KISS KISS BANG BANG/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹

チャンスはいまだ!と高まる気持ちが見えます。

好きな人の胸の中に飛び込んで、抱き締めてほしいという思い。

恋する乙女のピュアな心をストレートに表しています。

そんな真っ直ぐの気持ちを知ってか知らずか、相手の反応は物足りません。

視線をそらして、誤魔化されるのは誰でも嫌です。

気づいているなら、それなりの反応が欲しいところ。

それが、初めて気づいた気持ちなら尚更。

つもり積もったフラストレーションは、遂に神様へのお願いへと変化。

「ぶっ飛ばして」なんてすごく物騒ですが、恋する乙女の気持ちはそうそう簡単には収まらないようです。

本当は触れて欲しいの

Ah 素直になりたい…なんて言えない はやく まるい頬に 触れてほしいよ

出典: KISS KISS BANG BANG/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹

「ぶっ飛ばして」と神様に願っても、本当にお願いしたいことは違います。

素直になれない、素直な気持ちを伝えられない悔しさともどかしさ。

ひしひしと歌詞に表れています。

逸る気持ちは、「早くまるい頬に触れて」へと変わります。

優しくて温かいその手で、わたしの頬を触ってという願いです。

全部が魅力的なの!

Can you hear me? そんなふうにむずかしい顔をして
優柔不断な男子(Boy) いじらしいほど 好きになるよ
いつだって 伝えてね ひたむきな愛の言葉
飾りはつけないで むき出しで手渡してよ

出典: KISS KISS BANG BANG/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹

相手に思いがちゃんと届いていないのでしょうか?

難しい顔をされると、こちらも心の中が難しくなってしまいます。

でも、そんなふわふわしたところが、さらに魅力的に見えてしまうことも。

そんなことを分かっています。

こちらはいつでも準備はできています。

愛の言葉を受ける状態は、準備万端!いつでもオーケー!

だからこそ、遠回しではなく、直球で届けてきてほしいのです。

変に飾った言葉ではなく、その人のありのままの言葉を。

物足りないの…

Ah 優しい微笑み…だけじゃ足りない ごめん キミの頬を つねりたいよ

出典: KISS KISS BANG BANG/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹

好きな人の優しい微笑みは嬉しいです。

いつまでも見ていられるような、特別感があります。

しかし、それだけでは足りないのでしょう。

だから申し訳ないけれど、その人の頬をつねって目を覚まさせます。

恋する女神が欲しいのは、微笑みだけじゃないということを知ってほしいのです。

ときめきは常に絶好調!

純情(Jyunjyou)なんて Non Non No Non
恋愛(Koi)をしようよ Yeah Yeah Yeah Yeah
ときめきだけ好調(Fine) 愛想は不調(Blue) 信じ合いたいのに
青春(Seisyun)なんだ Bun Bun Bu Bun
愛情(Ai)を聴かせて Ring Ring Ri Ring
キミだけには真実(Truth) とどけや恋文(Blues)
いとしの心臓(Heart)に うぅぅぅ~ BANG!

出典: KISS KISS BANG BANG/作詞:水野良樹 作曲:水野良樹

女神の恋は純情などではありません。

時に好きな人をぶっ飛ばしてよと神様に願ったり、ほっぺをつねりたいと思うのです。

好きだからこそ、ときめきはいつも絶好調!

しかし、裏腹に相手の愛想は不調のまま…。

その不調が恋する乙女の心を曇らせます。

信じたいのに、信じられなくなるときも。

けれども、これが青春なんだと自分では分かっています。

全部がスムーズに進むことがないのが恋愛

その恋愛の醍醐味を味わっているのだと歌は続きます。

そんな青春の真っ只中であっても、あの人まで届いてほしい恋心。

恋文よ、あの人の心臓にまで響いて!と祈りを込めます。

神様も神頼みです。

歌詞の「うぅぅぅ~」がいじらしい恋と恋する乙女の姿を表しています。

「Bang!」と打った恋のピストルは、彼の心をいぬいたのでしょうか?

はじめては君と…