「Just say So long」=「さよならと言おう」という意味になります。「So long」は「Good-by」よりもより親しい人に向けて送る言葉なんですね。
さよなら以外を言わないのは、伝えたい想いがありすぎて話し始めてしまえば堰を切ったように言葉が溢れてしまうから。
この「思い出」を大切にしていこうという強い決意も読み取れます。
この旅立ちは終わりじゃなくて始まりなんだ
あの日の自分に 負けないように
ちゃんと僕は歩き出せるかな
終わりじゃなくって 始まりだよって
遠く続く空を見上げた
新しい未来(あした)を選んだ昨日も
全部今ここから想い出に変わる woh…
出典: 旅ダチノウタ/作詞:leonn 作曲:コモリタミノル
「別れ」を終わりととらえるのではなく、そこから新しい世界が「始まる」のだと教えてくれる素晴らしい歌詞ですね。
「別れ」はつらいものですが、こういう考え方が出来れば前を向いて進んで行けそうですね。
Just say So long忘れないよその笑顔を
どんなに離れても一人じゃない
Just say So long きっとここでまた会えるさ
初めて出会った時と同じように
出典: 旅ダチノウタ/作詞:leonn 作曲:コモリタミノル
お互いが新たな道を進むだけで、死に別れたわけじゃない。だから、そんなに悲しむことはないんだと歌います。
互いを大事に思っていれば、遠くに離れていても心は通じ合えるし、僕たちが偶然出会ったのと同じように、再び巡り会う時が来んだという前向きさが伝わりますね。
さぁ、前を向いて歩こう
なあ、何年経った! 出会って笑いあった
楽しいばっかじゃなかったけど
あのままでもよかった、でも
何が正しい! 何が間違い
確かめる為 進むよ明日に
"待って"なんて言わないよな
立ち止まってる暇無いもんな
見ててくれよ、頑張るからさ
思いをノせて ここからHolla back!
出典: 旅ダチノウタ/作詞:leonn 作曲:コモリタミノル
ここのラップが日高光啓が書いた歌詞ですね。
「旅ダチノウタ」の想いをギュッとまとめた歌詞で、友達に使うようなフランクな言葉がストレートに想いを表現していて共感できますね。
「Holla back」もスラングで、ラップの最後につかっていることから「じゃあな!」としんみりとせずにさよならを伝えている感じですね。
応援してくれる君に胸を張れるよう頑張るから
背中押してくれたその手の温もり
いつまでも心に歩き続けるよ woh…
Just say So long
忘れないよずっとずっと
季節が巡っても色褪せずに
Just say So long
ありがとうじゃまだ足りない
想いを今歌に乗せて届けるよ
出典: 旅ダチノウタ/作詞:leonn 作曲:コモリタミノル
旅立つときの最初の一歩はなかなか踏み出せないものですが、そんな自分に「行ってこい!」と背中を押してくれたその優しさをかみしめている様子がうかがえますね。
新しい世界でもがんぱっていくという決意と、別れる仲間たちへの感謝が詰まった歌ですね。
実はアンサーソングもある?
5thアルバム「HEARTFUL」に収録されている「Believe own way」
実は、ラップの詞を担当している日高光啓がアンサーソング的な気持ちで書いたという曲があるんです。
それが「Believe own way」。人生に迷っているなら自分を信じるしかないというメッセージが込められた楽曲です。
ラップ詞の中で、「何が正しい?何が間違い?」という「旅ダチノウタ」と同じフレーズが入っているんですよね。
「旅ダチノウタ」よりもちょっと先へ進んだ世界で、あの頃の自分を振り返った感じになっています。
まとめ
いかがでしたか?
「旅立ち」は別れを意味し、悲しいものですが、この曲はバラードながらも悲しみではなく前向きに進む気持ちを歌っています。
歌詞をしっかり見てみると、より卒業ソングとして人気があることが納得できますね。
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