必聴のバラードを紹介
平成を代表する歌姫、浜崎あゆみ。
その歌声と歌詞に励まされてきた人も多いのではないでしょうか。
2000年以降は作曲も手がけ、多くの魅力的なバラードを生み出してきました。
名曲だらけなので選ぶのにかなり迷いましたが、ファン厳選のベスト10をご紹介します。
10位「A Song for XX」
まずは1stアルバムのリード曲を紹介します。
初期のヒット曲なので印象に残っている人も多いのではないでしょうか。
子供から大人へ変化する時期の、傷つきやすい心を繊細に表現しています。
「一人きりで生まれて 一人きりで生きていく」はあまりにも有名なフレーズですね。
この歌詞を20歳前後で歌ってキマってしまう所に、すでに大物歌手になる片鱗が見えていますね。
生きていく孤独と葛藤を歌ったこの曲は、若い年齢で聞けば心に響くのではないかと思います。
9位「LOVE〜Destiny〜」
この曲は、つんくが作曲したことでも注目を集めました。
シングルとしては初めてオリコン1位を獲得した、記念すべき曲でもあります。
つんく独特のキャッチーなメロディーと、浜崎あゆみの切ない歌声がよくマッチしていますね。
別れる恋人への愛情、愛する人と出会えたことへの感謝を見事に歌い上げています。
そして歌の最後に、今後を生きていく覚悟のようなものが語られます。
ただ恋の歌で終わらせないところが、浜崎あゆみらしいと感じました。
この曲のシングルバージョンは、これまで発売された何枚かのベスト盤で聞くことができます。
また、2ndアルバム「LOVEppears」にはこの曲の原曲となる「LOVE 〜refrain〜」が収録されています。
違ったバージョンも楽しんでみてはいかがでしょうか?
8位「No way to say」
2003年に発表されたこの曲はCMや「恋するハニカミ」のテーマ曲として起用されました。
当時街の至る所で流れていたので、耳に残っている人も多いのではないでしょうか。
過去の傷跡(恋愛)が邪魔をして、新しい恋に素直になれない気持ちが歌われています。
サビで繰り返し「いつも言葉にならない」という歌詞が歌われ、切ない気持ちがさらに増していきます。
周りでも、この曲が好きという女性はとても多いと実感しています。
アルバムでは「Memorial address」ほか3つのアルバムに収録されています。
7位「Curtain call」
続いて紹介するのは、2009年発表のアルバム「NEXT LEVEL」のラストを飾るピアノナンバー。
数あるバラードのなかでも歌声がとても優しく響き、心地よい気分になる曲です。
そして、温かい想いを、大切な人にまっすぐ届けるような歌詞。
一人の歌手として、ファンへの思いと決意を歌ったようにも取れる歌詞なので、
終盤に向けてコーラスが加わり、ゴスペルのような荘厳な空気に包まれます。
イントロのピアノから80年代の洋楽バラードのような雰囲気があり、ベット・ミドラーの「The Rose」を思い出しました。
50歳以上でも耳馴染みがいいのではと思います。
6位「You were...」
こちらも2009年発売のシングル。
別れた恋人への想いを切々と歌っています。
耳に残りやすいメロディーと切ない歌詞が印象的です。
ピアノ、ストリングスはじめ冬らしいアレンジも発売された12月にぴったり。
「君が最後の人だと思った」というフレーズは、恋人との別れを経験した人は共感できるのではないでしょうか。