【Femme Fatale/ヒプノシスマイク】歌詞の意味解説！なぜ乙女が最後に笑う？言葉の強さを読む

中王区は反発する存在を倒して支配する側の地位を確固たるものにしてきました。

しかし反発するディビジョンはまだあり、それらもいずれは降伏させるつもりなのでしょう。

そのために大きな鍵を握るのがヒプノシスマイクを使ってのラップバトルです。

「アンセム」は聖歌など、特定の集団の象徴としての賛歌を意味します。

ヒプノシスマイクを通して中王区の賛歌を歌い、相手を圧倒しようとしているのでしょう。

しかし、今の力関係に安心してラップ技術を磨かなければいずれは負けてしまいます。

そのためには常に技術を磨き、新しいジャンルにも挑戦することが大切です。

そうして誰にも負けないラップを生みだし続けていると読み取れます。

さらに、それは中王区の支配者としての在り方にも通じるのでしょう。

これまでにない形での支配を完成させるためにあらゆる方法を模索し、実現してきたのだろうと推察できます。

中王区はヒプノシスマイクを使い、言葉による支配を実現させました。

それを完成させるまでには多くの苦労と努力があったのでしょう。

彼女たちの、心の内をさらけ出すラップに宿る言葉の力は絶大で、誰にも抗うことはできません。

そのことに気づかないで真似だけしようとする相手など、彼女たちにとっては相手にもならないでしょう。

真似だけして刃向かってくる男性陣を門前払いしているようにも読み取れます。

そして、彼女たちのラップはただ攻撃的な言葉を並べているわけではありません。

考え抜かれ、中王区の一員としての矜持のあるラップなのでしょう。

そこには相手がつけいる隙もなく、完璧に近い状態なのだと読み取れます。

中王区の支配はまだ完全なものではありません。

自分たちの目指す革命を完成させるために、東奔西走している状態です。

それでもこの世界において、中王区が絶対的な存在なのは変わりません。

そして彼女たちは革命を遂げることと同時に、自分たちがどこまでできるのかも模索しているのでしょう。

今の自分たちの実力で妥協することなく、常に自分の力量を試し、上を目指しているように感じられます。

中王区に反発するディビジョンは各地にあります。

反抗する相手を倒すにはあらゆる情報を押さえておくことが大切です。

そして言葉での攻撃となるラップバトルにおいては、相手に刺さる言葉選びが求められます。

相手のバックボーンも把握していればより刺さる言葉を紡げるでしょう。

「姦しい」は漢字の通り、女性が3人集まれば騒がしいほど賑やかになることを意味しています。

この言葉は女性のおしゃべりを皮肉るネガティブな使われ方をする言葉です。

しかしラップバトルにおいて口の達者な3人が集まれば誰にも負けない強固な武器になるでしょう。

その言葉を武器に、相手を蹴散らそうとする強さが感じられます。

そして、言語能力などを司る能が左脳です。

男性は左脳、女性は右脳的と思考の違いを比べることがあります。

言葉を司る左脳をラップで刺激するというだけでなく、男性への攻撃的な姿勢も読み取れるでしょう。

ヒプノシスマイクの世界で圧倒的な力を持つ中王区の革命は、まだ完成はしていません。

それでも支配する側にあり、絶対的な存在です。

その中王区に反発する男性へ、反抗は許さないということをヒプノシスマイクを通して忠告しています。

例え何度ラップバトルを挑まれようと、彼女たちは負けない自信があるのでしょう。

それは自分たちが努力してきたことへ誇りを持っているからなのでしょう。

自分たちのラップは他とは違い、努力して磨かれたラップです。

技術と中王区の一員としての品格を備えた自分たちは絶対に負けないという強さを感じられるでしょう。

今回はヒプノシスマイクの中王区が歌う「Femme Fatale」の歌詞を解説しました。

攻撃的な歌詞ながら女性の強さを表した歌詞は、ヒプマイファンからも高い人気を集めています。

他のキャラクターとの関係性などを考察すると、より歌詞の意味を知ることができるでしょう。

ヒプノシスマイクの楽曲は歌詞からキャラクターの関係性や世界観が考察できるのも魅力の1つです。

こちらの記事では人気楽曲をランキング形式で紹介しています。

紹介されている楽曲を聴いてみると中王区の楽曲との関係性も知ることができるので、ぜひご覧ください。