MVはかわいいマンガイラスト

まふまふの「ナイティナイト」はニコニコ動画やYouTubeなどで聴くことができます。

収録されているCDはなく、インターネット上でのMVになります。

MVはマンガのイラストになっています。

星や月がたくさん描かれていて、「ナイティナイト」というタイトルにピッタリです。

登場人物は愛犬と小さな女の子

最初は小さな女の子だったのが、曲が進むと女の子が成長します。

女の子に抱かれていたり、一緒に駆けている姿。

成長していく姿に注目です。

タイトルの意味

この曲のタイトルである「ナイティナイト」は英語で「おやすみ」という意味です。

一般的には「good night」が使われますが、恋人や小さな子供、より親しい相手に使う言葉だそうです。

親しみを込めた「ナイティナイト(Nighty night)」。

この曲の中で誰が誰に伝えているのか。

そしてどのような意味を持つのか。

歌詞の解説を元に紐解いていきましょう。

この曲の注目すべきところ

愛犬目線の世界

この曲で注目すべきところは、やはり愛犬目線の世界観です。

旅立とうとしている愛犬がどのように過ごし、どのように感じてきたのか。

そして間もなく訪れる別れ、残していく大好きな人への思いなどが表現されています。

言葉で確認することはできなくても、愛犬は表情も表現力も豊かです。

しっぽを振って喜んだり、甘えたような声を出したり。

笑っているような表情や目が怒っていることもあります。

そんな愛犬の気持ちがこの曲では、ボクの言葉となって語りかけてきます。

ボクの声?

曲のサビのメロディは、まふまふの特徴であるかなり高音で構成されています。

MVで見る限りですが、ボクは小型犬だと推察できます。

小型犬の多くは、成犬になっても比較的高い声で鳴きます。

まるで「ナイティナイト」とボクの声で女の子に伝えているかのようにも思えます。

魅了するピアノソロ

この曲の注目すべきところは、他にもたくさんあります。

繰り返されるフレーズ、前述したボクの声であろう透き通るような高音。

そして曲の最後のピアノソロ

この曲で登場する愛犬の想い出の回想シーンが見えてきます。

MVでも回想シーンが描かれています。

少し切なげで、悲しげで。

けれどとてもやさしく、あたたかい曲調です。

歌を聴いて感動し号泣しているところへ、さらに涙を誘うこのピアノソロは聴き逃せません。

技術力もとても高く、この曲の世界へ引き込まれます。

ボクたちの物語

ボクと女の子の関係

小さな両手に包まれたこと
いたずらして初めて怒られたこと
幸せひとつを分けあえたこと
大切な想い出も静けさの向こう

出典: Nighty night/作詞:まふまふ 作曲:まふまふ

出会った頃はお互いに幼い子供だったのでしょう。

MVでは歌詞の通り小さな女の子がボクを抱っこしています。

どんなときも、どんなことも長い時間を一緒に歩み、成長してきました。

遊ぶときも、寝るときもいつも一緒

それはまるで兄弟のように育ってきたことが垣間見えます。

姉と弟だったことも、兄と妹だったことも、もしくは双子だったこともあるでしょう。

さらにいえば、親友のような場面もあったかもしれません。

愛犬が年齢を重ねるスピードは女の子の何倍も早く、やがて別れの時がやってきます。