おまけ:X Japanは寡作で有名!?

今までリリースしたシングルは16曲、オリジナルアルバムはたった5枚!

X Japan寡作なバンドとしてよく知られています。

彼らが『紅』でメジャーデビューしたのは1989年9月(当時はX名義)。

以来、現在に至るまでリリースしたCDシングルは16枚で、2007年の再結成以来CDシングルのリリースはなし(ただし配信限定で4曲リリース)。

これだけ長いキャリアでこの数…少ないと思いませんか?

ましてや、スタジオ・アルバムに至っては、以下の5枚しかリリースしていません!

VANISHING VISION(1988年4月14日発売)*現在は廃盤

X JAPANの人気曲・おすすめ曲ランキングTOP10!一番売れた曲が気になる!の画像

BLUE BLOOD(1989年4月21日発売)

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上記ランキング7位『ENDLESS RAIN』8位『紅』9位『WEEK END』収録

Jealousy(1991年7月1日発売)

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上記ランキング3位『Say Anything』収録

ART OF LIFE(1993年8月25日発売)*表題曲の1曲のみ収録

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DAHLIA(1996年11月4日発売)

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上記ランキング1位『Tears』2位『Rusty Nail』4位『Forever Love』(アコースティック・バージョン)、5位『Longing~跡切れたmelody~』6位『DAHLIA10位『CRUCIFY MY LOVE』収録

なぜ寡作なの?

寡作の理由について、最近出演したテレビ番組の中でYOSHIKIは、毎年アルバムを出すよりも、ずっと長く残る曲を10年かかってもいいから1つ書きたいというようなことを話していました。

確かにその思いもわかりますが…最後にアルバムをリリースしたのはもう20年以上も前!

同番組の中でYOSHIKIは「(ニューアルバムは)数か月前にはもう99.5%はできている。もう行くと思う、多分」と発言していますが、果たして…!?

背景にあるのは「商品」であることよりも「作品」であることではないでしょうか。

X-JAPANは意識的にも無意識にも少数派というかアンチ大衆主義で曲をお造りになっています。

大衆受けやファンサービスを意識した作品を作ることだって決して出来ないわけではありません。

しかし、それをしてしまうとX-JAPAN本来の良さが失われることになり、その場は良くても長期目線で残らないものです。

真の名作は発表された時よりも後になればなる程評価されるものですが、X-JAPANの曲は正しくそれに類します。

どんな時も決して媚びず、産みの苦しみを伴いながら世に強烈なメッセージを音楽に乗せて発信する。

それこそがX-JAPAN最大の持ち味であり、ヒットの要因となっているのではないでしょうか。

まとめ

X JAPAN人気曲・おすすめ曲を売上順のランキング形式でご紹介しました。

改めて聴くとやっぱり名曲揃いですね!

ニューアルバムの発売も待ち遠しいですが、YOSHIKIが「今年完成する」と言い続けてもう8年以上が経過しているとの声も…。

とりあえずはYOSHIKIが宣伝しまくっていたドキュメンタリー映画『We Are X』でも見ながら、気長に待ちましょう!