泥水に飛び込む
俺が生きてるこの世界じゃ見向きもされない
飛び込んだとしても誰も悲しまぬなら
俺は俺らしく生きてやろう 泥水の中で
高く高く飛べたらいいな いいな いいな いいな いいな
出典: かごめ/作詞:優里 作曲:優里
この歌詞は、曲のラストを飾る部分です。
友人の死を受けて駅のホームに飛び込むことまで考えた主人公。
だけれど、最終的な答えとして出したのは自分自身の人生を生きることでした。
自分を他人のようにしか思えない抑圧された生活と決別することにしたのです。
泥水とは、今までも主人公がいた世間の荒波のことかもしれません。
どんなに苦しくても、服従ではなく自分らしく生きていく。
見向きもされないかもしれないけれど、自分らしく生きることが誰も悲しませないのならという条件をつけて。
服従することでではなく、自分を大事にしながら理想の高みを目指していこうと決意したのでした。
「かごめ」歌詞解釈まとめ
自分らしく生き抜いていくことの幸せを伝えてくれている歌
ここまで「かごめ」の歌詞解釈を行ってきました。
幸せを想像することを出来ずに自分らしさも失っていた主人公の物語が語られていました。
友人の死をきっかけに、自分を自分だと思う感覚がさらになくなってしまった主人公。
周囲の美しいものを受け付けることも出来ませんでした。
幸せや愛を持って生きる人の顔も浮かびませんでした。
「かごめかごめ」は、自分と関わりのない周囲の幸せを想像するゲームの比喩としても考えられます。
主人公は最終的には従う気になれない不服な世界で自分らしく生きていくことを選びました。
世間から反発を買うことであっても、誰も悲しませないのなら自分なりにやってみればいいじゃないか。
服従することではなく、自分らしさを大事にしながら高みを目指すという方法を選んだのです。
自分らしく生きる自分自身の顔がきっと幸せを表していくのだと考えさせられる内容でした。
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