君のいる場所は
流れる街並み
埃まみれの海
誰もいないプロムナード
淡々とスクリーンに
もしも明日僕らが神様になったら
この世界を変えてしまうかな
信じ続けようか
この古い籠の中でさ
朝焼けの中ふとして君は居なくて
わからないけど
君を探す場所はきっと
あの空の外だ
出典: 朝焼けプロムナード/作詞:SIX LOUNGE 作曲:SIX LOUNGE
自分の今置かれている現状がスクリーンに映し出されます。
それはかつて自分が信じていたヒーローたちのように、実在しているものなのか?それとも虚構のものなのか?
もはやそれすらもわからなくなっていきます。
失ってきたもの、そして手に入れてきたもの。
この世界を変えてしまおうといいつつも、変えれないことに気付いています。
ここでは先ほどまでの”青い籠”から、”古い籠”へと表現が変わっています。
自分は確かに若くて青いけれど、もうそのことに甘えてはいられない、そのことを自覚しています。
自分の選んできた世界を、信じて生きていくしかないこと。それは大人=”古い籠”になる、ということ。
その覚悟ができたら、”君”を迎えに行くのです。
青かった自分が、傷つけてしまった”君”を。
もう朝焼けは去ってしまった、明るい空の下で。
メンバーが大切だと語る曲
アルバム『東雲』の中でも、いろんな思いが詰まっている大切な曲だとドラムのナガマツシンタロウが語る、この「朝焼けプロムナード」。
その勢いある曲調と、瑞々しい感性が眩しさを感じさせるような曲です。
SIX LOUNGEのこの世界が、これからどう広がっていってくれるのか。若い彼らの可能性は、私たちに何を見せてくれるのか。
将来性大の、今後の彼らの活動に要注目ですね!
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