まさに結婚式を控えている2人

隠し事なんてもうないよね

もう、隠し事や、言えずにいる事は無いですか?
今更、、何をきかされても、、大丈夫…!
中途半端な決意じゃ、このドレスは着れないの。

出典: シルエット/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

ここからは2人の描写がよりリアルに綴られています。

1行目からは、「改めて確認するけど、もう何もないよね?」という少し不安な気持ちです。

何かあるなら今のうちに…。という覚悟も感じ取ることができます。

「これ以上なにも隠し事がありませんように!」そう思う背景には、3行目の決意があるからです。

ドレスとはつまり、ウエディングドレスのことですね。

このドレスに袖を通すということは、もう後戻りはできないということです。

まさに2人は今結婚式を迎えようとしているのです。

夫婦になるってこういうこと

今日から未来へ延びる 二つのシルエット
時の彼方で 重なり合う 手を繋いでる
瞳 凝らせば 幾つかの 小さな影が増えてる
貴方と私の肩に 抱きついてる嬉しそうに

出典: シルエット/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

目の前には「あなた」がいて、視線の先には延びた「私たち」の影。

なんてロマンチックな描写でしょう。

男性目線、女性目線、どちらでも同じように未来の姿が目に映るのです。

そして影は2人だけにとどまりません

小さな影が2人の周りにある様子とは、きっとまだ見ぬ2人の子供たちではないでしょうか。

この物語の主人公たちは、幸せな夫婦になっていつか子供ができ、家族が増えてさらに幸せが増していく。

そんな未来図を描いているのだと思います。

作詞をした小渕さんが友人の幸せな未来を願っているということでもありますね。

最上級の幸せの形、なのではないでしょうか。

思い描けるだけの幸せを

これから先はずっと2人で

何処にだってあるような、小さな家に住んで
何処にだってあるような、家具を並べて暮らす。
贅沢はとっておこう。歳をとったら、きっと今よりも
違った贅沢が、二人を待っているから。

出典: シルエット/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

ここでは主人公目線というよりも、小渕さん目線で友人への深い愛が綴られているように感じます。

まるで、「こういう未来を君たちは手に入れるんだよ」と願っているようです。

1行目と2行目に共通しているフレーズから伝わってくるのは、「当たり前のことが幸せ」だということ。

私たちは当たり前のことに感謝をしたり、幸せだと感じることがどうしても減っていきがちです。

でも本当は、その当たり前のことが一番幸せなことだったりするのです。

それを小渕さんはこの楽曲に込めているのではないでしょうか。

そしてずっと2人、仲良く歳を取れたら、その時はまた違う幸せがやってくるのだと。

例えば子供が出来て、その子供たちが巣立てば、夫婦は第2の人生が始まるといいます。

そうやって、2人でいればいつだって幸せは見つけられるという意味もあるのではないでしょうか。

これからは私がそばでおだててあげる

偉くなんてならなくても良いの。
「私」という、小さな世界じゃ、今日も
「貴方が一番、偉いのよ。!」と、
いつだって、おだててあげるから。

出典: シルエット/作詞:小渕健太郎 作曲:小渕健太郎

夫婦になったら私が支えてあげる。そんな女性の気持ちが綴られています。

こんな風に思える人は、男性を立てて仕事を頑張れるように上手に支えてあられることでしょう。

安心して外で働けるように内助の功として男性を支えたいという気持ちです。

もしかしたら、小渕さんの友人の奥様になる人はそんな雰囲気のある女性だったのかもしれません♪

陰で支えたい