開く距離
溶ける世界
終わりと始まりを流した涙で
滲む青
弱い痛み
痛み

今 灯火が此処で静かに消えるから
君が確かめて
ただ立ち尽くす僕の弱さと青さが
日々を駆け抜ける
そうさ 何度も

出典: ブラックアウト/作詞:後藤正文 作曲:後藤正文

自分がいる世界と世の中の距離は開いていくばかり。

失うものにいちいち心痛めるのは青い、そう言われるのかもしれないけれど、どうしてもそうなってしまう自分がいます。

最後の瞬間を見届ける勇気もないままに。

失われるものに思いを馳せては嘆きながら。

そうして毎日は進んでいきます。

灯火が消えた後の”ブラックアウト”に見出すもの

深く、抽象的な言葉が多いながらも、喪失感を感じさせますね。

サウンドとしては非常にシンプルなポップスよりのロック、なんとなくからっとした乾いた雰囲気を感じさせます。

こういう曲に少し重めのメッセージ性のある歌詞を乗せてくるあたり、絶妙なバランス感覚ですね。

”ブラックアウト”とは、停電、舞台などで暗転して暗闇になること、そして脳への血流が妨げられて視界が真っ暗になることや一時的な記憶・気式の喪失、そして戦時下の灯火管制のことを指します。

灯火が消えて、ブラックアウトを迎えた時に見えるもの、それは一体何でしょうか。

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