16.Be Noble(re-build)
「Be Noble」は、2nd アルバムの「Noah’s Ark」に収録されていました。
(re-build)バージョンはテンポを落とす事で、より幻想的なサウンドに仕上がっています。
17.孤立恐怖症
「孤立恐怖症」はめちゃくちゃ格好よくて個人的にも好きな曲なんですが、あまりラストっぽくない曲。
そんな肩肘張らない雰囲気で、「没落」は終わりを迎えます。
これでキャリアを終えようという一曲ではないような空気。
少し肩透かしを食らったかのような……だけどそれがとても良い抜け感となっています。
ぼくのりりっくのぼうよみ、終焉
「こんなことなら、才能なんてなければよかった。ありきたりな人間に生まれればよかった」
引退発表後、この発言をキッカケにtwitterで物議を醸していた事もまだ我々の記憶に新しいです。
彼から出たその言葉は、天才と呼ばれた彼自身の等身大の苦悩そのものであったと思います。
そんなやや危なっかしいワードすらLINEスタンプでシニカルに笑い飛ばしてしまうという大物感。
そして、LINEスタンプというコミカルなツールに載せられた苦悩に対するとてつもない違和感がすごい(笑)
なんというか、98年生まれで少し皮肉屋な彼らしいやり方ですね。
もしかすると、これすらも「ぼくのりりっくのぼうよみ」というアーティストの偶像を壊す為の手法……!?
個人的には「黙れよ説教ババア」も是非スタンプにして欲しかったですね。(ゲス顔)
ちなみに「没落」をダウンロードした人限定でLINE MUSICの期間限定キャンペーンでダウンロード出来るとのこと。
まだの人は急げ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
ラストライブ、そして終焉へ
ぼくりりのラストライブは「通夜」と銘打たれた大阪と、「葬式〜前夜祭〜」「葬式」と銘打たれている東京2days。
オフィシャルサイトでチケット代を「香典」と記載しているほどの徹底ぶりに、思わず笑ってしまいます。
彼が辞職願として世間に突きつけた「没落」が、最後までエンターテイメントに富んでいる事に驚かされます。
これはまさにぼくのりりっくのぼうよみという偶像を徹底的に失う為の3日間なのです。
彼は様々なメディアでぼくりりの終焉について語っていますが、その態度は一貫しています。
そこには一切の悲観やその類のものは見受けられないのです。
冒頭でも語ったように、彼はまるでいたずらをする子供みたいに、至って楽しそうなのです。辞す事が。
ぼくのりりっくのぼうよみというアーティスト像をぶち壊す事で迎えるフィナーレ。
彼がぼくのりりっくのぼうよみとして創り上げるラストシーンは如何なるものになるのでしょうかーー。
そのライブに足を運んだ者のみが、ぼくのりりっくのぼうよみの「完成」を見届けられるのかもしれない。
ぼくのりりっくのぼうよみって?という方はこちらをチェック!
ぼくりりを知るのは今からでも全然遅くない!
ぼくのりりっくのぼうよみって何者?高校生でデビューしたラッパーに注目! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
今注目の若手ラッパー、ぼくのりりっくのぼうよみの情報をまとめました!気になるCDのリリース情報や、おすすめ曲も紹介しますよ。
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