ぼくのりりっくのぼうよみとは
ぼくのりりっくのぼうよみ:1998年2月12日生まれ、通称ぼくりり
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%AE%E3%82%8A%E3%82%8A%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%81%AE%E3%81%BC%E3%81%86%E3%82%88%E3%81%BF
プロフィールをチェック
ぼくのりりっくのぼうよみはグループ名ではなく、個人の芸名です。
1998年2月12日、神奈川県横浜市出身の19歳(2018年1月現在)!愛称はぼくりりなんですよ。
ほかにも「紫外線」や「市街戦」、「かせいじん」に「火星人」という別名があります。
経歴
ぼくのりりっくのぼうよみは2012年2月から、動画サイトに自身の歌をアップしてきました。
当時は紫色が好きという理由から、「紫外線」と名乗っていました。
2014年に日本最大級の10代向けオーディション・閃光ライオットに応募するとファイナリストに選ばれます。そしてTOKYO FMで高評価を得るのです。
2015年にEPシングルを発売、さらに1stアルバムを発売してメジャーデビューします。当時はまだ17歳、高校3年生でした。
2016年に文芸雑誌『文學界』にエッセイ「地盤沈下」を寄稿、大学へ進学します。同年7月に発表した小説「Water boarding」が話題を呼びます。
2017年に短編小説をトリビューアンソロジーに掲載、3月から5月まで全国ツアーを開催します。
そして5月24日に2ndシングルを発売し、現在も大学に通いながら活動しています。
「朝焼けと熱帯魚」ってこんな曲
ラップに挑戦したとき、慣れずに棒読みだったということからぼくのりりっくのぼうよみという芸名が付いたのですが、アニメ『刻刻』のEDテーマ「朝焼けと熱帯魚」が話題となっています。
3rdアルバム『Fruits Decaying』に収録されている曲ですが、違和感を伴う日常を描いたこの曲の歌詞について見てみましょう。
あなたがいなくなった季節
苦しいだけの至福が襲い来る
緑色の夏がおわって
あなたはいなくなった さよなら
出典: 朝焼けと熱帯魚/作詞:ぼくのりりっくのぼうよみ 作曲:ぼくのりりっくのぼうよみ
「苦しいだけの至福」とは何でしょうか。
幸せになりたいというのは多くの人が願うことですよね。
誰かに愛されたい、お金が欲しい、子供が欲しい、就職したい、いろんな形の願いがあると思います。願いが叶えられれば至福でしょうか?
彼にとって得られた至福は、願っていたはずなのに苦しいだけだったのです。
それはなぜか。緑色の夏が終わると、あなたがいなくなってしまうからです。
夏の色を表すとき、多くの方が赤や黄色など、鮮やかな色をイメージするのではないでしょうか。
しかしここでは夏の色を緑と表現しています。緑は癒しの意味を持ち、穏やかな季節と感じられたのでしょう。しかし終わると同時に別れが待っていたのです。
戯れを砂に返さないために
つかの間の幸福を
享受して おやすみ
あなたとの戯れが
砂になってしまわぬよう
出典: 朝焼けと熱帯魚/作詞:ぼくのりりっくのぼうよみ 作曲:ぼくのりりっくのぼうよみ
別れがあっても幸せな時間はあったのです。たとえ一瞬でも、幸せな時間を得られたことは、何よりも素晴らしいことだったに違いありません。
ですから幸せを感じられたあなたとの戯れが、砂のように流れゆく存在にならないよう眠ってしまいたいのです。
その正体を知ることなく
横顔から零れてる
愛にみえる何か
掬いあげずに おわり
出典: 朝焼けと熱帯魚/作詞:ぼくのりりっくのぼうよみ 作曲:ぼくのりりっくのぼうよみ