「熱闘甲子園」テーマソング

【光と影の日々/AKB48】歌詞の意味を徹底解釈!16'の甲子園応援ソングはあなたに勇気をくれる…!の画像

AKB48の「光と影の日々」は毎年夏に放送される「熱闘甲子園」のテーマソングです。

「熱闘甲子園」は大阪のABCテレビと東京のテレビ朝日の共同制作。

全国のテレビ朝日系とCSのチャンネルで放映されている30分番組です。

ご存じの方、毎年夏の放映を楽しみにされている方も多いことでしょう。

この番組のテーマソングは1989年から毎年変わっており、「光と影の日々」は2016年の曲でした。

45thシングルのカップリング曲

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「光と影の日々」は単独でのCD販売はありません。

AKB48の45thシングル「LOVE TRIP/しあわせを分けなさい」のカップリング曲として収録されています。

この作品は両A面シングルとしてリリースされ、限定版CD+DVDが5種類と劇場版CDが販売されました。

「光と影の日々」はこれらすべての種類のCDに収録されています。

また、限定版のDVDには「光と影の日々」MVのフルバージョンも収録されています。

曲の構成

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「光と影の日々」の作曲は片桐周太郎さん。

AKBグループ、坂道シリーズ、また「プリパラ」などのアニメソング作品がある作曲家です。

さて、この楽曲は「Aメロ~Bメロ~サビ」の形の1番、2番とコーダという構成です。

コーダはサビとほぼ同じメロディーですが、若干フレーズに違いがあったり、転調もあります。

また、曲がAメロで締めくくられており、聴いた後に余韻が残る形になっています。

1番の歌詞を読んでみよう

では、「光と影の日々」の歌詞を読んでいきましょう。

この曲は「熱闘甲子園」で流す前提で作られており、歌詞も甲子園を意識した内容。

秋元康さんは「美しい汗を描こうと思った」というコメントを残されています。

「夢」(Aメロ)

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僕たちはあと何回 夢を見られる?
太陽をあと何周 回れるのだろう?

出典: 光と影の日々/作詞:秋元康 作曲:片桐周太郎

この「夢」というのは、ずばり甲子園大会に出場すること、そこで勝ち残ることです。

1年生から3年生まで、甲子園大会にフル出場できるとすれば何回になるか、数えてみました。

1年夏~1年春~2年夏~2年春~3年夏ということで、5回。3年生は夏の大会で引退ですからね。

また、夏の甲子園大会で優勝する為に勝利する回数は、2018年の第100回大会の場合は6回。

どれだけ勝っても、一回の大会で見られる夢は6回ということになります。

(予選から数えればもっと多くなりますが、これは都道府県によってまちまちです。)

…ここまで書いておいてなんですが、数字を出すとあまり夢のない感じになってしまいますね。

ただ、毎試合に臨む生徒さんは、きっと「あと何試合!」と数えていると思います。

そして、ちょっと面白いのは「太陽"を"回る」という表現。

太陽"が"回る」だと日数になりますが、これはグランドを走る回数を意味しているのでしょう。

また巡るその季節は 何を伝える?
今見える景色だけがすべてじゃない

出典: 光と影の日々/作詞:秋元康 作曲:片桐周太郎

毎年訪れる夏。

勝者と敗者には、別々の景色が見えます。

ただ、勝者のみが見られる景色がすべてではない、という優しさも感じる歌詞です。

高校球児を描いた漫画作品「タッチ」で、予選敗退した西村投手が言った台詞を思い出しました。

「ことしは長え夏休みになりそうだぜ」

「雲」(Bメロ)