湘南乃風【NO WAY ～悪漢無頼～】歌詞の意味を解説！何が本当？何が嘘？信じられるものは一つだけ！

【NO WAY ～悪漢無頼～】は湘南乃風4thアルバム「湘南乃風～JOKER～」の収録曲。

サブタイトルに設定されたオープニング曲【JOKER】に次ぐ2曲目に登場、さらに闘志を奮い立たせる熱い1曲です。

一度聴くと耳から離れない怒涛に迫りくるノリと突き刺すようにリズムに乗った攻撃性の高い唯一無二のフレーズたち。

【NO WAY ～悪漢無頼～】はアルバムの勢いを揺るぎないものに昇華させる楽曲のひとつとなっています。

タイトルにある「悪漢無頼（あっかんぶらい）」とは読んで字のごとく、信用のおけない悪い漢（おとこ）の意味。

アウトローやならず者、と言い換えるとしっくりくるかもしれません。

一方「NO WAY」とはありえない、冗談じゃないを意味する感嘆詞です。

激しく繰り出されるボディブローのように楽曲の中で何度も繰り返されるこの2つのタイトルのフレーズ。

楽曲の序盤から一気にテンションを持っていかれるような勢いからは他を圧倒するブレない意志を感じ取ることもできます。

この四字熟語をタイトルに掲げた意味とはなんでしょうか？

湘南乃風らしい独創性のある熱い言葉で綴られた歌詞に宿る精神を読み解いていきましょう。

乱闘から荒々しくなだれ込んできたような言葉の嵐。

周りのことをおかまいなしに戦う映画の主人公のような彼らの登場シーンが目に浮かぶようです。

「NO WAY」とは本来否定だけに使われる言葉ではありませんが、ここでの意味は決まっているのではないかと考察します。

「ありえねぇな、冗談じゃねーよ。」

これは彼らの反骨精神の表れでもあり、ならず者としての決意表明として受け取れる言葉でもあるのです。

さらに隙を見せることなく、手に負えないならず者にふさわしいフレーズが並びます。

まるで他を寄せ付けず怖いものなしといった印象を受ける一方で感じるのは彼らの並々ならぬ覚悟です。

相手の攻撃に耐えてやり過ごすなんて気ははじめからなく、当然のように自分自身を貫くという強い精神。

邪魔する者は決して許さないという攻撃性も強く感じられます。

何かを成し遂げるためにはそれ相当の覚悟を持って突き進むという意志を彼らは常に背負っているのでしょう。

その心意気を胸の奥底にしっかりと持ち、眼前に掲げられれば準備は完了です。