6位:「福笑い」
笑顔がつなぐもの
あなたが笑ってたら 僕も笑いたくなる
あなたが泣いていたら 僕も泣いてしまう
出典: 福笑い/作詞:高橋優 作曲:高橋優
誰かが泣いていたら悲しいし、笑っていたらうれしい。とてもシンプルで素直な心の動きです。しかし、いつの間にか忘れがちな心でもありますよね。
きっとこの世界の共通言語は 英語じゃなくて笑顔だと思う
子供だとか大人に関わらず 男だとか女だとかじゃなく
あなたが今楽しんでいるのか 「幸せだ」と胸張って言えるのか
それだけがこの世界の全てで 隣でこの歌唄う僕の全て
出典: 福笑い/作詞:高橋優 作曲:高橋優
「きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う」という歌詞が印象的ですよね。
英語は世界で通用する言語ですが、国境を越えて人をつなぐのは笑顔である、という優さんの願いが伝わってきます。
ストレートな歌詞だからこそ心に響く、そんな曲です。優さんの曲は泥臭さもあり、決してかっこよくはないけれど、そこにはリアルな人間の感情が流れています。
包み隠さない本当の気持ちをさらけ出しているからこそ、多くの人の心に届き、支持されてきたのでしょう。
5位:「リーマンズロック」
ファン投票で収録が決まった曲
「リーマンズロック」は、優さんファンにとっては非常に大切な、思い入れの強い曲です。
というのも、この曲はファンはもちろん、優さん自身も大好きな曲でしたが、シングルには収録されなかったのです。
ファンからの投票によって収録が決定したため、優さんは全部自分の気持ちはバレていると思ったそうです。そうした経緯があってようやくCDに収録された大切な曲なのですね。
午前4時に起きて吐いてもう眠れなくって
何でかわかんない涙と一緒に夜明けを待つ
雑踏の言葉そのまんまの街中を歩き
葛藤の言葉そのまんまの人を掻き分け
今日も会社に行こう 生きていくお金のために
会社に行こう 生きている証を刻むために
出典: リーマンズロック/作詞:高橋優 作曲:高橋優
会社と家を往復するだけの毎日に疲れ果ててる。そんな現代社会の闇を歌っているような歌詞です。
心も体もボロボロなのに、まるでロボットのように会社にいく・・・悲しいけれど、そういう人はたくさんいるのでしょう。
大した事ないさ 何もかも順風満帆だ これくらいがどうしたと大きく声を張れ
大した事ないさ 何もかも順風満帆だ これくらいがどうしたと大きく生きていけ
さあ胸を張れ生きていけ
出典: リーマンズロック/作詞:高橋優 作曲:高橋優