いかがでしたでしょうか。
「Num-Ami-Dabutz」による人々への叫びを理解していただけたでしょうか。
人々の愚かさを嘲笑的に書いたであろうこの曲。
この「人々」の中には向井秀徳自身も含まれている気がします。
自身の思想、行動を綴った部分がありましたね。
それは向井秀徳自身の「南無阿弥陀仏」だったわけです。
しかし最後まで読み解いていくと、その南無阿弥陀仏が自虐的に見えてきたのではないでしょうか。
自らも妄想の中にある1人であると。
人間とは大なり小なり、虚構の中に生きています。
会社も学校も、社会も国家も、ないと思えばないわけです。
心の中にあり、それは妄想と読んでもいいほど実態はない。
この曲を聴いて、人類として虚無に浸るか、人類に哀愁を感じるか。
それはあなた次第でしょう。
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