まふまふが作った「ぬこシリーズ」の楽曲
様々なボカロソングをカバーするだけでなく、オリジナル曲を自ら手掛けてリリースしている、
今回はそんなまふまふが作ったオリジナル曲「すーぱーぬこになれんかった」について紹介します。
まふまふといえば「ぬこシリーズ」とよばれる、猫を題材にした楽曲をいくつも作っていることで有名です。
「すーぱーぬこになりたい」や「すーぱーぬこわーるど」など、
猫のことを「ぬこ」とよび、猫に対する憧れや魅力を歌っているのです。
今回紹介する「すーぱーぬこになれんかった」は、ぬこシリーズのうちのひとつ。
この作品も今までの曲と同じように、猫に対する憧れを歌っています。
かわいい猫たちがたくさん登場するMVをチェック!

「すーぱーぬこになれんかった」を聴きたい!という人は、まず上記の動画をチェックしてみてください。
ゆるくて可愛らしいタッチの猫やキャラクターたちが登場する映像作品となっています。
「ぬこになりたい気持ち」を歌った歌詞を解説!
「すーぱーぬこになれんかった」の歌詞では、ぬこ(=猫)になることを夢見る主人公を描いています。
自由気ままでマイペースに生きる猫たち。
そんな猫の生き様に憧れ、猫になれたらいいのに…という気持ちを歌っています。
猫が生きる世界に比べると、人間の世界は複雑で難しいですよね。
「こんなややこしい人間の世界なんか、うんざりだ!」と思ったことがある人は、少なくないはず。
そんな時に、ぜひこの楽曲を聴いてみてください。
人間界に疲れたあなたの心を癒してくれるかもしれませんよ♪
ということで、さっそく歌詞の内容をみていきましょう。
1番の歌詞
以前も猫になりたいと願ったことがある
やっぱりぬこになれんかった
〜キャットショッピング〜
「もしかすると、生まれる世界を間違えたのかもしれない。」
そんな貴方に!いつでもぬこになれる新商品をご紹介
出典: すーぱーぬこになれんかった/作詞:まふまふ 作曲:まふまふ
猫になることに憧れているのに、冒頭から「なれんかった」といってますね。
きっとこの主人公は、前に一度「猫になりたい」と願ったことがあるのでしょう。
この楽曲の前作にあたる「ぬこシリーズ」の「すーぱーぬこになりたい」では、
学生の主人公が猫になることを夢見るといった内容が書かれています。
この楽曲では、大人になった主人公が、再び猫になることを夢見ているので、
「すーぱーぬこになりたい」の主人公がそのまま大人になった…と解釈できます。
大人になってから「やっぱり生まれる世界を間違えた」と感じた主人公。
そんな時に「ぬこになれる新商品」を見つけて、再び猫になることを願い始めたのでしょう。
人間不信になっている主人公
寄せる人波 葉っぱホレホレ
どっかに隠れてやり過ごし隊
人の目に触れたくない
出典: すーぱーぬこになれんかった/作詞:まふまふ 作曲:まふまふ
この主人公は、人と接することが苦手なのでしょう。
極力人と関わりたくないと思っていることが、この歌詞から伝わってきます。
きっと過去に何かしらの出来事を経験したせいで、人間不信になっているのでしょう。
他人と関わるとロクなことがない!と本気で思っているのだと思います。
まるで団体行動を嫌い、一匹で行動することを好む猫にそっくりといえますね。
猫は狩りも一匹だけで行い、縄張りや寝床も自分でゲットする生き物です。
他者の指図は受けず、自己判断で動く習性を持っています。
なので、この歌詞の主人公も一匹狼的な生き方に憧れているのでしょう。
主人公はなぜ人間不信になったの?
理想の大人になったつもりが
きっと見世物の傷増やして 道をそれ
気づけばこんなポンコツになっていた
ぬこになりたきゃ手を叩け はい!
ぬこになりたきゃ手を叩け はい!
君になりたいにゃ!
(にゃにゃにゃ)
出典: すーぱーぬこになれんかった/作詞:まふまふ 作曲:まふまふ