「地球へ...」(アニメ)のオープニングテーマ
数多い主題歌・オープニングテーマへの楽曲提供
UVERworldはデビュー当初からテレビドラマ・アニメ等のオープニングテーマを多数作っています。
「endscape」も、アニメのオープニングテーマとして楽曲提供された曲です。
でも、UVERworldが歌っている訳ではなく、女性アーティストが歌っています。
「地球へ...」は、10年程前に放送された番組なので、あなたもご覧になっていたかもしれませんね。
「endscape」(エンドスケープ)は、UVERworldの7枚目のシングルである。
連続テレビアニメ『地球へ…』第一期オープニングテーマ。前奏の部分を長くするか短くするかでTAKUYA∞とメンバー4人の意見が分かれたが、結局シングルバージョンはTAKUYA∞の意見通りに前奏を長くした。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/地球へ…
PVをご覧ください
PVは、TAKUYA∞のハイトーンなサビからのスタートです。
映像はブラックバージョンとホワイトバージョンが交互に切り替わります。
衣装もスタジオも照明もブラックとホワイトに統一されています。
UVERworldには「白」のイメージがなかったので、新鮮でした。
10年くらい前の映像なので、メンバー全員若いですね。
めちゃジャンプしていました。
曲半ばでTAKUYA∞の口笛も入るので聴いてください!
この部分はモヤモヤしていた霧が晴れて、明るい光が見えてくるシーンです。
後述しますが、そのシーンにこの軽やかな口笛が、マッチしていると思います。
歌詞解釈
アニメのストーリーとして解釈
ねぇ答えはないよ
今日の景色を 忘れない様にと
僕は息を止めるんだ
昔の経験に足を取られて
在りもしない壁を自分で作ってたんだ
大事にしすぎると壊れていきそうで
かけがえない物を作るのが怖かった
僕たちはこの世界に永く生き過ぎたのかな
出典: endscape/作詞:TAKUYA∞ 作曲:UVERworld
この曲は「地球へ...」のテーマなので、アニメのストーリーに沿った歌詞があります。
「今日の景色~忘れない」という部分もその1つです。
この場合、養父母や友達等との記憶を消されないように息を潜めて隠れているという意味になります。
支配者に見つかると、14年間の記憶を全て消し去られるからです。
養父母はその名の通り血縁関係のない全く無関係な親ですが、愛情を注いで育てているはずです。
だから、その幸せだった養父母との記憶をなくしてしまうのは、辛いことだったのでしょう。
人類は出生から成長、死に至るまですべてコンピュータによって完全に管理されていた。無作為に選び出された精子と卵子を受精させ、人工子宮により『赤ん坊』として生きられるようになると、無作為に選ばれた養親によって『目覚めの日』(=14歳の誕生日)まで教育惑星で育てられる。『目覚めの日』前後になると、マザーコンピュータによって《成人検査》が行われ、今までの記憶を消去される。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/地球へ…
endscapeとしての解釈
アニメのテーマを歌っているのは別のアーティストなので、ここからはアニメを離れます。
「今日の景色~忘れない」の意味。
それは、希望や夢を見つけ後ろを振り返らず今を生きるということでしょうか。
過去の失敗に囚われて自分にはできないと決めつけ、後ろ向きだった日々は昨日で終わり。
今日からは、過去の失敗を恐れず希望や夢を胸に描くことができる自分になったのです。
だから、昨日までの自分に後戻りしないと自分に約束しているんでしょう。
自分で作った壁を壊す
誰でも失敗を恐れます。それを避けたいと思うものです。
でも、そうして安全な道ばかり選んでいると自分にできることしかしなくなってしまいます。
失敗しそうなことは最初から行動に移さないからです。
やりたいことが見つかっても、できない理由を探し始めます。
行動しなければ失敗しないからです。そして、夢を見ることを辞めてしまうのです。
そうして傷つかないように壁を作っていたのかもしれません。
だったら、自分が作った壁を壊してみるのはどうでしょう?
夢が叶うかどうかなんて、やってみないと分からないのです。
冒頭の歌詞で言っていますね。「答えはない」と。