息をはきかけた窓に 月が泣いてる
二人の想いさくように 未来へ夜汽車は走りだす
どんなに遠く離れていても 僕たちはつながってる
夜空を見上げていればほら 同じ星輝いてる
出典: 流星/作詞:KOHSHI,KEIGO 作曲:TAKE
電車の窓から目線を上げると見えるのは月。
その月が背中を後押ししてくれると同時に、寂しさがこみ上げてきます。
2行目の「想い」というのは、好き合って大切で一緒にいたいという想いでしょう。
その想いに背いてまで、主人公は夢へと歩きだしたのです。
夢のために離れ離れになることになった2人。
しかし、同じ空を見上げればそこには同じ星たちが輝いていて、2人は繋がっていると実感できるのです。
諦めたくなる時こそ離れた君が背中を押してくれる
夢へと続く長い月日を がむしゃらに走りながら
立ちふさぐ大きな壁の前で 僕は迷い続けてた
諦めかけてたときに 思いがけぬ手紙
「元気ですか?」 その言葉に 沈んだ気持ちが奮い立つ
出典: 流星/作詞:KOHSHI,KEIGO 作曲:TAKE
「君」と離れてしばらくは一生懸命夢に向かって走り続けてきたことでしょう。
しかし誰でも、ふと疲れて過去を振り返ることがあります。
その時にはきっと、「君から離れなければよかった」などという想いも頭を過ったことと思います。
大きな壁にぶち当たった時、私たちは未来への道が果てしなく遠いことを悟ります。
そして、こんなことになるなら…とネガティブな気持ちになってしまうことも。
そんな時、「君」からの突然の手紙に主人公は救われたのです。
そこに書かれていた最終行の1文。ただそれだけでも、元気がでてくるのがわかります。
気持ちや絆は確かにつながっていて、「君」の存在を感じるだけで主人公は立ち上がることができるのです。
そんな強く結ばれた絆は切っても切れるものではなく、主人公にとって何にも代えられない大切なものなのです。
僕らはいつでも一緒
僕らはいつでも一緒だから どんな夜も越えられる
信じる気持ちを止めないで きっと夢は叶うから
出典: 流星/作詞:KOHSHI,KEIGO 作曲:TAKE
「君」からの手紙で勇気をもらった主人公は再び走り始めます。
自分で切り開いてきた未来のために、その扉を開くために。
そして主人公は思うのです。1行目のようにいつでも「君」がそばにいると。
これほどまでに勇気を与えてくれ、背中を押してくれる「君」という存在の大きさは絶大なものです。
そんな人が1人でもいてくれたら、私たちはきっとなんだって頑張れます。
大切な人との絆を改めて実感することができる歌詞ですね。
そしてその絆を信じていれば、どこにいてなにをやってもうまくいくんだという想い。
そんなリスナーへのメッセージも込められているのではないでしょうか。
織姫と彦星のような2人
ラララララララララララ…
広がる夜空に天の川 僕達の流れ星
出典: 流星/作詞:KOHSHI,KEIGO 作曲:TAKE
主人公は離れ離れになった大切な人の存在で自分の夢に向かって進むことができています。
会えない距離にいて、離れているからこそ、感じられる想いもあります。
それはまるで七夕に現れる天の川、織姫と彦星のようです。
1年に1回しか会う事ができない2人はお互いの絆を信じているからこそ七夕に会うことができるのです。
そんな神話のような世界が、実は私たちの頑張れる原動力にもなり得るのです。
そんな発見とともに、絆の大切さや信じることの大切さが伝わってくるのではないでしょうか。
さらに最後の歌詞にあるように、主人公は流れ星に願いを唱えたのでしょう。
いつか「君」に会えますように、と。
切ないながらも夢をあきらめずに頑張る主人公の一途な想いを感じることができる歌詞ですね。
ライブ映像で【流星】をチェック
公式の動画はなかったのですが、こちらのリンクからライブ映像をみることができます。
実際にFLOWが歌っている映像を是非チェックしてみてください♪
歌詞の意味を知ると今までとは違った感覚で聴くことができるかもしれません。
日本語で感謝のメッセージを伝えている中の暖かい声援は、彼らが愛されていることを物語っています。
海外でもこんなに人気があるのは日本人ファンとして嬉しい限りですね。
離れていても繋がっているという内容が、まるで海外ファンとFLOW達のようで感動的。
夜空を見上げて、遠く離れた人へ想いを馳せたくなる1曲です。
Ressaca friends 2013